【キーンランドC】内枠有利じゃないの!? 勘違いしがちなレース傾向から浮上した穴馬!

好枠を引いたヤマカツマーメイド

好枠を引いたヤマカツマーメイド


◆キーンランドCのポイント◆

キーンランドカップ(G3、札幌芝1200m)は2015年以降、6枠(緑帽)~8枠(ピンク帽)の馬が勝利。馬券に絡んだ15頭のうち、驚くべきことに9頭が6~8枠という『外枠有利』の傾向が出ている。

▼枠順別成績(過去5年)
1枠[0-0-0-8]複勝率 0.0%
2枠[0-0-1-7]複勝率12.5%
3枠[0-1-0-8]複勝率11.1%
4枠[0-2-0-8]複勝率20.0%
5枠[0-0-2-8]複勝率20.0%
6枠[2-0-0-8]複勝率20.0%
7枠[2-1-1-6]複勝率40.0%
8枠[1-1-1-7]複勝率30.0%

昨年も7枠13番ダノンスマッシュ(1人気)が勝利。3着には大外8枠16頭からリナーテ(3人気)が3着に好走している。多くのファンが抱く内枠有利のイメージとは真逆だけに、馬券妙味も十分にある。

◆キーンランドCの注目馬◆
ヤマカツマーメイド

札幌では2戦2連対のコース巧者。3走前のフィリーズレビューでは前半3ハロン33秒4のハイペースを先行して2着に粘り込んだようにスピードが武器で、初の1200mがプラスに働く可能性は十分。大外枠を嫌われて人気が落ちるようなら絶好の狙い目だ。