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【京都大賞典】スタミナも問われる一戦は今年も大荒れ!?
2020/10/4(日)
昨年は11番人気ドレッドノータスが勝って大波乱決着に
昨年の京都大賞典は、11番人気ドレッドノータスがインの3番手からロスなく立ち回り、最後の直線で逃げ粘る6番人気ダンビュライトを1馬身1/4交わし、2015年京都2歳ステークス以来4年振りとなる重賞勝ちを収めた。今年も京都・芝2400を舞台に行われる。同週に行われる毎日王冠同様、秋の中長距離G1路線へ向けての前哨戦だが、2400だけに毎日王冠と比べて長距離指向の強いメンバーが揃いやすい。勝ち馬にはG1天皇賞・秋の優先出走権が与えられる。
キセキが秋初戦を迎える。前走の宝塚記念では勝ち馬クロノジェネシスの圧倒的な走りに屈したが、道中の折り合いもスムーズでレース内容は悪くないものだった。今回もどのようなテンションで臨むことができるかが、大きなカギになりそうだ。
同じく宝塚記念以来となるグローリーヴェイズにも注目したい。前走は出遅れに加えて重馬場も堪えたようで、能力を出し切れずに終わってしまった印象。昨年1番人気に応えられず6着に終わったリベンジを果たせるか、この中間の調整過程をしっかりチェックしておく必要があるだろう。
今年4戦4勝の成長株キングオブコージも目を離せない1頭だ。1勝クラス、2勝クラス、3勝クラス、そして1番人気に支持された前走の目黒記念を制し、一躍中長距離路線の主役候補に躍り出た。前からでも後ろからでも結果を出している自在性も魅力で、この秋の活躍が期待される。ひと夏越してどのような姿を見せてくれるか注目したい。
他にも約1年1ヶ月振りの長期休養明けで鳴尾記念を制したパフォーマプロミスや、昨年逃げ粘って2着のダンビュライトなど実力馬の仕上がりも気になるところだ。
同週の毎日王冠同様にスローペースの瞬発力勝負になりやすいレースだが、昨年はダンビュライトが作ったミドルペースのなか好位追走から渋太く脚を伸ばしたドレッドノータスが勝利し、3連単配当1,811,410円の波乱を演出した。今年もメンバー構成をチェックして、改めてレース展開の予測を立てておくのも良いだろう。
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