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【秋華賞】三冠阻止の最有力候補は…!?
2020/10/11(日)
史上初の無敗の牝馬三冠制覇を目指すデアリングタクト
昨年の秋華賞は、桜花賞馬グランアレグリアとオークス馬ラヴズオンリーユーが共に不参加という混戦模様のなか、4番人気クロノジェネシスが6番手追走から前を行く1番人気ダノンファンタジーを交わし、最後は内から食い下がる2番人気カレンブーケドールを抑えて念願のG1勝利を飾った。
極悪馬場の桜花賞、道中不利を受け後方から運んだオークス、それぞれのレースで鮮烈な勝利をあげた2冠馬デアリングタクトが牝馬3冠制覇に挑む。今回気になる点は、休み明け初戦で仕上がり具合はどうかということだけだろう。夏場の過ごし方、トレセン帰厩舎後の調整過程、最終追い切りの動きと陣営のコメントに注目したい。
デアリングタクトの3冠達成を期待しつつも、それを阻止する馬を探し出すのも競馬の醍醐味のひとつ。トライアルレースの紫苑ステークス勝ち馬マルターズディオサは気性面の難しさもあってオークスは10着に敗れたが、前走では気性面の成長が見られた。叩いた上積みもありそうで、レース当日の気配が気になるところだ。
ローズステークス勝ち馬リアアメリアはデビュー2連勝で重賞を制した素質馬が時間をかけて復調してきた様子。今回トップフォームでデアリングタクトにぶつかっていくことができるか、最終追い切りの動きは見逃せない。
他にもあわやの場面を演出したオークス以来の出走となるウインマリリンや、トライアル権利獲得組、3戦3勝の内容に未知の魅力を感じるレイパパレなど、何かをやってくれそうな伏兵も多い。
秋華賞施行後、桜花賞、オークスを制して臨んだ5頭のうち、2009年のブエナビスタを除く4頭は牝馬3冠を達成した。そのブエナビスタも3着と馬券圏内にはきており、2冠馬の信頼は極めて高い。強烈な決め手で2冠を制覇したデアリングタクトが京都内回り2000でどのような競馬をしそうか、レース展開を考慮して馬券戦略を組み立てても良いだろう。
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