【京都2歳S】勝負を分けるのは新馬戦の内容！？

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提供：重賞トレンドジャッジ
昨年はマイラプソディが無敗で重賞制覇を果たす

昨年はマイラプソディが無敗で重賞制覇を果たす


昨年は、後方から進んだ1番人気マイラプソディが3コーナー辺りから徐々にポジションを上げ、最後の直線で先に抜け出した2番人気ミヤマザクラを外から並ぶ間なく交わし、デビュー3連勝で初の重賞タイトルを手にした。今年は京都競馬場整備工事の影響で、京都・芝2000から阪神・芝2000へ舞台を移して行われる。暮れのホープフルステークス、来年のクラシック路線に繋がる1戦だ。

1番人気に支持された札幌2歳ステークスで3着を確保したバスラットレオンが、初重賞タイトルを目指す。前走は早めに動かされる厳しい展開のなかでも、大崩れせず踏ん張った。休養を挟んで心身の成長を期待したい。

アイビーステークス2着のラーゴムも出走を予定。前走は勝ち馬の決め手にやられた印象だが、この馬もまだ余裕を感じさせるレース振りで伸びシロも大きそうだ。調教で集中して走れているか、チェックしておきたいところ。

1番人気に推された萩ステークスで3着に入ったワンダフルタウンも面白そうな1頭。休み明けの前走はプラス16キロにもかかわらず、崩れずに走った。前走を使われての上積みがどのくらいあるか楽しみだ。

他にも道悪の紫菊賞でも頑張って連対を果たしたグラティトゥーや、デビュー戦の内容を福永騎手が高く評価するグロリアムンディなど、素質を感じさせるメンバーが揃う。

近5年を振り返ると、1番人気馬は全て馬券圏内にきており、ここ4年は2勝2着2回と抜群の安定感がある。例年出走頭数がそれほど多くなく、配当も大波乱は起きにくい。新馬勝ちから連対を果たす馬も多く、改めて各馬の前走内容を振り返っておくのも良いだろう。