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【香港カップ】連覇を狙うウインブライトほか強力日本馬が参戦!海外馬の評価は!?
2020/12/12(土)
香港カップ連覇を狙うウインブライト
12月13日(日)、海外馬券発売レースの香港カップ(G1、芝2000m)がシャティン競馬場で行われます。
日本からはウインブライト、ダノンプレミアム、ノームコアが出走予定。
当コーナーでは、海外馬券マスターの佐藤ワタルさんが出走馬を徹底分析。海外馬券発売レースで的中にぐっと近づく攻略法をお伝えします!
◆ウインブライト
香港で2つのG1タイトルを獲得したコーナリングの天才。器用さを求められる香港芝2000mでは、有馬記念などを圧勝したリスグラシューを倒すなど、まるで水を得た魚のように鋭い動きを見せる。今年は蟻洞などの影響があり中山記念7着、天皇賞・秋10着と結果は出ていないものの、昨年の香港カップ1着も天皇賞・秋8着からの巻き返しだった。引退レースでもあり、マークは外せない。
◆ダノンプレミアム
17年の朝日杯FS勝ち馬。昨年の天皇賞・秋でアーモンドアイの2着、昨年のマイルCSでインディチャンプの2着となるなど、実力は日本の古馬でもトップクラス。今年は豪州遠征の疲れも残ったか安田記念で大敗したものの、立て直された天皇賞・秋で4着に粘った。シャティン2000mは先行力も重要な舞台だけに、好位を確保できるダノンプレミアムにとっては走りやすい舞台ではないか。
◆ノームコア
昨年のヴィクトリアマイル勝ち馬。昨年末には香港マイルで4着にも入っている。今年は休み明けの高松宮記念で15着に敗れたものの、ヴィクトリアマイル3着、安田記念4着と復調し、札幌記念は内から器用に捌いて優勝した。エリザベス女王杯は折り合いがつかず距離も長かった。今回は距離が詰まり、パワーを生かせる馬場。得意条件だけに侮れない。
◆スカレティ
勢いがあるのはフランスから遠征するこの馬。今年の上半期こそ微妙な戦績だったが、8月の仏G3・ゴントービロン賞で後の凱旋門賞馬ソットサスを下し、続く仏G2・ドラール賞も後方から鮮やかな差し切ってみせた。一線級相手の前走、英G1・チャンピオンSでもマジカルに先着するなど、地力強化著しい。馬場は渋ったほうが良さそうだ。
◆フローレ
昨年の香港ダービー馬。ここ最近の充実が著しい。勝ち切れないキャラだったものの、休み明けの香港G2・シャティントロフィー11着を叩いて臨んだ香港G3・レディースパースで後方から差し切り勝ちを決めると、続く香港G2・ジョッキークラブカップでは先行策から抜け出し、強豪エグザルタントを下した。完全に充実期が来ているようで、そこにモレイラ騎手が乗るとなれば押さえなければいけない存在だろう。
◆マジカル
ここまでG1を7勝。欧州の女傑と言っていいだろう。とにかくタフな牝馬で、どれだけ使い込んでもへこたれない。今年も7月から数えてもすでに5走している。それでいてまったく崩れていない。3走前の愛チャンピオンS(愛G1)で強豪ガイヤースを倒し、2走前の英チャンピオンS(英G1)では道悪を受け3着だったものの、前走ブリーダーズカップターフ(米G1)でも崩れず2着に踏ん張った。
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