【チューリップ賞】阪神芝1600mで鉄板レベルの「激走条件」をクリアした伏兵!

上がり33秒3の末脚で18年チューリップ賞を勝ったラッキーライラック

上がり33秒3の末脚で18年チューリップ賞を勝ったラッキーライラック


◆チューリップ賞のポイント◆
チューリップ賞(G2、阪神芝1600m)で好走するには、速い上がりを出せる末脚が求められる。

過去5年でメンバー最速の上がりをマークした馬が[2-4-0-2]勝率25%、連対率75%と優秀な成績をマーク。3着以内に入った15頭中11頭がメンバー1~3位の上がりを出した馬だった。

人気薄で好走した馬も、例外なく前走芝でメンバー1~3位の上がりをマークしていた。

▼チューリップ賞で激走した人気薄(過去5年)
19年3着 ノーブルスコア   (7人気) 前走上がり3位
17年2着 ミスパンテール   (7人気) 前走上がり1位
16年3着 ラベンダーヴァレイ(10人気) 前走上がり2位

阪神外回りコースは直線が474mと長く、3歳の牝馬限定戦ではペースも速くなりにくいため、毎年のように上位馬は33秒台の上がりを出している。これまでにメンバー上位の速い上がりを出している馬が狙い目だ。

◆チューリップ賞の注目馬◆
タイニーロマンス

前走(東京芝1400m)は4コーナー4番手からメンバー3位の上がり(33秒6)を出して2着。新馬戦でも先行して上がり34秒3の脚で押し切っており、自身の上がりが速いレースでパフォーマンスを上げている。人気になりにくいタイプで、馬券候補にピッタリだろう。