【金鯱賞】デアリングタクトは大丈夫?『消えた1番人気』の共通点を発見!

55kgで出走できるのはプラスに働くデアリングタクト

55kgで出走できるのはプラスに働くデアリングタクト


今年の金鯱賞(G2、中京芝2000m)で注目を集めるのは、何と言っても3冠牝馬デアリングタクトでしょう。

昨年無敗で桜花賞、オークス、秋華賞を制覇。ジャパンカップではG1レース9勝の大記録を打ち立てたアーモンドアイ、3冠牡馬コントレイルに続く3着と大健闘しました。その前走ジャパンC後は早くからこの金鯱賞を目標に調整されており、満を持して2021年の始動戦を迎えます。

では今回、本当にデアリングタクトで鉄板なのでしょうか?

過去に牝馬3冠を達成した馬の4歳初戦を調べてみると、意外な結果が浮かび上がりました!

▼3冠牝馬の4歳初戦成績
メジロラモーヌ   不出走 (3歳で引退)
スティルインラブ  金鯱賞8着
アパパネ      マイラーズC4着
ジェンティルドンナ ドバイシーマクラシック2着
アーモンドアイ  ドバイターフ1着

なんと、勝ったのはアーモンドアイ1頭なのをご存知でしたか?

ドバイで連対した2頭は、ともに3歳でジャパンCを制覇。国内最高峰のレースで古馬を完封していました。

対照的に、馬券外に敗れたスティルインラブ、アパパネには共通点が2つありました。

ともに初めて牡馬混合重賞への出走だったこと。

そして斤量が重かったこと。当時は牝馬でもG2で重い斤量が課せられる規定があり、スティルインラブは57キロ、アパパネは56キロを背負っていたんです。

今回のデアリングタクトはジャパンCで初めて土がついたものの、歴代最高とも言われた豪華メンバー相手に高いパフォーマンスを披露しています。

さらに現在は金鯱賞の斤量規定が見直され、55キロで出走できるのもポイントでしょう。

これまでの戦績や負担重量から考えると、デアリングタクトが好走する可能性は高そうです!