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【プロキオンS】思い込み注意!勘違いしがちな『好走ポジション』から浮上した穴馬!
2021/7/10(土)

小倉ダート1700mを得意とするペプチドバンブー
今年のプロキオンステークス(G3)は、変則開催のため小倉ダート1700mで行われます。
例年のダート1400mとは距離やコース形態も完全に別物。例年では小倉ダート1700mで行われる重賞はないので「予想が難しい……」とあきらめていませんか?
もう大丈夫です!今回は2016年から小倉ダ1700mで行われたオープンクラスの全6レースを徹底検証。好走馬の傾向を調べたところ、驚くべき事実が判明しました。
意外にも小倉ダ1700mでは、オープンクラスだと中団~後方に位置していた『差し・追い込み馬』が大活躍しているんです!
▼小倉ダ1700m好走馬の2コーナー位置取り(オープン過去5年)
2021年 門司S (16頭立て)
1着 ソリストサンダー(3人気) 4番手
2着 クリノフウジン(11人気) 8番手
3着 サトノギャロス(2人気) 15番手
2020年 阿蘇S (15頭立て)
1着 アルドーレ(3人気) 6番手
2着 メイショウワザシ(2人気) 3番手
3着 メイプルブラザー(5人気) 8番手
2019年 阿蘇S (15頭立て)
1着 アードラー(10人気) 13番手
2着 グアン(13人気) 10番手
3着 メイプルブラザー(7人気) 13番手
2018年 阿蘇S (8頭立て)
1着 コパノチャーリー(1人気) 1番手
2着 エポック(5人気) 2番手
3着 ジュンヴァルカン(2人気) 5番手
2017年 阿蘇S (13頭立て)
1着 コパノチャーリー(4人気) 2番手
2着 ブライトアイディア(10人気) 7番手
3着 シンゼンレンジャー(12人気) 3番手
2016年 阿蘇S (13頭立て)
1着 メイショウスミトモ(5人気) 9番手
2着 モズライジン(3人気) 6番手
3着 メイショウウタゲ(2人気) 11番手
出走馬が12頭に満たない「少頭数」を除くと、必ず1頭以上は2コーナーで中団より後ろにいた馬が馬券に絡んでいるのがお分かりいただけるでしょう。
今年1月に新設された門司Sは、2コーナー8番手からクリノフウジン(11人気)が2着に激走。後方15番手に控えていたサトノギャロスが3着に追い込みました。
スタンド前の直線入口から発走する小倉ダ1700mは、直線が291mと短いのが特徴。小回りコースで「逃げ・先行有利」のイメージが強いため、各馬のポジション取りが激しくなって前半のペースは速くなる傾向があります。特に流れが速くなるオープンクラスでは「差し・追い込み」が決まりやすいのです。
競馬歴の長いファンほど「直線の短い小倉ダ1700m=逃げ・先行有利」というイメージがあるでしょう。しかし、実際は全く逆。2~3コーナーでは後方に位置して脚をためるタイプが狙い目となります!
今年のプロキオンS出走馬で、小倉ダ1700mで好走歴がある差し・追い込みタイプは、ウェスタールンドとペプチドバンブーの2頭。
特にペプチドバンブーは同コースで3戦して連対率100%だけに注目です!(コース適性分析班・大宮)
先週のCBC賞では1着ファストフォース(8人気)、ラジオNIKKEI賞2着ワールドリバイバル(11人気)をズバリ指名!大反響の「三ツ星穴馬」はこちら⇒
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