【ローズS】過去5年で勝率100%!イメージとは真逆の「激走ポジション」から突き抜ける馬は!?

先行策で巻き返しを狙うクールキャット

先行策で巻き返しを狙うクールキャット


今年のローズステークス(G2)が行われる中京芝2000mは、直線が長いコース設定。4コーナーからゴールまでの距離が長いほど「差し・追い込み有利だろう」と思っていませんか?

ローズSは違うんです!

阪神外回り芝1800mで行われていた2019年までを含めた過去5年で、すべて「4コーナー1番手または2番手」が連対。ポジションが後ろになるほど成績が落ちます。

▼「4コーナー1番手または2番手」で連対した馬(過去5年)
19年2着 ビーチサンバ(6人気)
18年1着 カンタービレ(5人気)
17年1着 カワキタエンカ(6人気)
16年1着 クロコスミア(11人気)

▼4コーナー通過順別成績(過去5年)
1番手 [1-3-0- 1] 勝率20.0%、連対率80.0%
2~5番手 [2-0-2-19] 勝率 8.7%、連対率 8.7%
6~10番手[1-1-2-23] 勝率 3.7%、連対率 7.4%
11番手~ [1-1-1-20] 勝率 4.3%、連対率 8.7%

中京2000mも逃げ・先行馬が残りやすく、今年同コースで行われた鳴尾記念ではユニコーンライオン(8人気)、金鯱賞はギベオン(10人気)がともに「4コーナー先頭」から逃げ切り勝ち。人気薄でも警戒が必要です。

今年の出走馬で、前走で「4コーナー先頭」だったのはクールキャットエイシンヒテンの2頭。「激走ポジション」からの粘り込みがあっても驚けません!(コース適性分析班・大宮)