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【JBCスプリント】今年だから狙える!ダート1400mで行われた年の「穴パターン」にハマる伏兵
2021/11/3(水)
距離短縮で参戦するサンライズノヴァ
今年のJBCスプリント(Jpn1)は金沢競馬場のコース設計の関係上、ダ1200mのレースがないためダ1400mで行われます。
これは地方競馬場の持ち回りとなるJBC競走ならではのこと。過去10年で川崎(2012、14年)、浦和(19年)でもダ1400mで施行されており、13年の金沢でも今回と同舞台でレースが行なわれました。
そこで今回は、ダ1400mで行われた過去4回を徹底検証!ダ1200m開催時とは違った傾向が浮かび上がってきました。
これはスゴいですよ? 全4レースにおいて「前走でダ1600mに出走していた馬」が毎年1~2頭は馬券に絡んでいるんです!
▼ダ1400m開催時の「前走ダ1600m出走馬」成績(過去10年)
19年3着 トロヴァオ(11人気) 前走マイルグランプリ(大井ダ1600m)5着
16年2着 ベストウォーリア(1人気) 前走南部杯(盛岡ダ1600m)2着
13年1着 エスポワールシチー(1人気) 前走南部杯(盛岡ダ1600m)1着
13年1着 セイクリムズン(3人気) 前走南部杯(盛岡ダ1600m)3着
12年3着 スーニ(4人気) 前走南部杯(盛岡ダ1600m)5着
本来JBCスプリントは、1200m戦を得意とするダート短距離馬のために作られたレースです。
しかし「持ち回り」という特性のため競馬場によってはダ1200m戦が施行できず、ダ1400mで行われる年は好走馬の傾向が変化。スピード自慢のスプリンターが多数参戦することによりレースの流れが速くなり、前走で1600mを走っていた馬が台頭してくるようです。
事実、今年と同じく金沢ダ1400mで行われた2013年のJBCスプリントは、フェブラリーSなどダ1600mの交流ダートG1を6勝したエスポワールシチーが勝利。3着にも前走の南部杯(盛岡ダ1600m)3着だったセイクリムズンが入りました。
さらに好走馬の成績を詳しく調べたところ、先述した5頭すべて「ダ1600mの交流ダートG1で1~4着」の実績がありました。この中には19年に11番人気の低評価で3着に激走した、地方馬トロヴァオも含まれています。
今年の出走メンバーで「前走ダ1600m出走」「ダ1600mの交流ダートG1で1~4着」の激走条件に該当するのは、19年南部杯1着サンライズノヴァ(前走南部杯7着)、20年南部杯3着モジアナフレイバー(前走マイルグランプリ3着)の2頭のみ。
どちらもダ1400mのダート重賞でも好走実績があるだけに、1200mを得意とするスプリンターが作り出す速い流れで展開がハマる可能性大です!(コース適性分析班・大宮)
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