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【ホープフルS】展開向くぞ!『絶好ポジション』から突き抜ける馬は!?
2021/12/28(火)
デビューから無敗の3連勝でのG1初制覇を狙うオニャンコポン
テレビ東京の競馬中継で解説を24年務め、数万レースを見てきた元JRA騎手・吉沢宗一さん。プロの視点でメンバー構成などから展開を描き、"未来予想図"をつくります!
今週はホープフルステークス(G1、中山芝2000m)。展開面での攻略ポイントはこの2つです。
<1>各馬様子見のスローペース
<2>少しでも前で切れ味を使えるか
各馬が様子見というのは、2歳戦、しかもG1でテンからガンガン行きたい騎手はいないだろうという読みです。折り合いを重視したり、スタミナの消耗に気を付けたり、加減しながら進みます。スローペース寄りの展開になるでしょう。
そんな中でも逃げることにいいイメージを持っている⑨ボーンディスウェイや⑭タイラーテソーロが行くことになるでしょう。
<1コーナー入口>
⑨↑
⑭ ↑
⑬⑫⑧↑
⑪⑦⑥↑
⑤④③↑
⑮⑩①↑
②↑
ペースがペースだけに隊列はそうバラけることなく、ひと塊に近い形で進んでいきます。
切れ味勝負では幾らか分が悪そうな⑧ジャスティンパレスや⑫オニャンコポンがやや前目。⑥コマンドラインや⑦サトノヘリオスは前に行きたい馬を行かせたスペースで収まるでしょう。
有力2頭をマークしながら切れ味勝負に備える⑤キラーアビリティや自分のリズムでじわじわと加速していきたい⑮アスクワイルドモア辺りは少し後方寄りとなります。
向こう正面半ばから3コーナー入り口辺りからは徐々にペースアップしていき、付いていける馬、付いていけない馬が振り分けられていきます。
<直線入口>
⑨↑
⑬⑫⑧↑
⑦⑭⑥ ↑
⑪⑤④③↑
⑮⑩①↑
② ↑
ここからはペースアップに付いていける馬たちの切れ味勝負となります。
序盤はスローペースのため折り合いを欠いていなければどの馬も余力がある状態です。そうなると前目にいる有力馬は簡単には止まらないため、直線を迎えるまでにいかに前の方にいられるかが重要となります。
そこで一気に抜け出せる切れ味を持つ馬を探すレースではないでしょうか。(元JRA騎手)
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