【皐月賞】桜花賞は勝ち馬スターズオンアースをズバリ!今週もいたぞ「好走馬の調教パターン」に合致した逆転候補

好走パターンに合致したジオグリフ

好走パターンに合致したジオグリフ


皐月賞(G1、中山芝2000m)には該当馬が5年続けて来ている、「好走馬の調教パターン」があります。

先週の桜花賞では、『昨年は8番人気馬をズバリ!5年続けて激走中「好走馬の調教パターン」に当てはまる伏兵』の記事で紹介していた、スターズオンアースが7番人気で快勝!

スターズオンアースは最終追い切りが「ウッド」で「馬なりor強め」、さらに「ラスト1ハロン12秒1より速い時計」という厳しい調教パターンをクリア。

さらに2017年1着レーヌミノル(8人気)、20年3着スマイルカナ(9人気)、21年3着ファインルージュ(8人気)と桜花賞で激走した穴馬3頭に共通していた、最終追いで「レースで騎乗する騎手」が乗り、「馬なり」という激アツ条件を満たした数少ない1頭だったんです!

今週の皐月賞も最終追いで騎手が乗っていた馬に要注目。過去5年の1~3着馬15頭のうち11頭がジョッキー騎乗で、そのうち8頭がレースと同じ騎手が乗っています。

さらに好走馬の傾向を詳しく調べて行くと、約半数の7頭は調教コースが「ウッド」の「併せ馬」で「ラスト1ハロン12秒4より速い時計」を出していました。

▼「好走馬の調教パターン」該当例(過去5年)
●21年
1着 エフフォーリア(2人気)
→美浦ウッド ラスト1ハロン12秒4(馬なり)

●20年
3着 ガロアクリーク(8人気)
→美浦ウッド ラスト1ハロン11秒9(馬なり)

●19年
1着 サートゥルナーリア(1人気)
→栗東ウッド ラスト1ハロン12秒0(馬なり)

●18年
1着 エポカドーロ(7人気)
→栗東ウッド ラスト1ハロン11秒6(一杯)

2着 サンリヴァル(9人気)
→栗東ウッド ラスト1ハロン11秒7(一杯)

●17年
1着 アルアイン(9人気)
→栗東ウッド ラスト1ハロン12秒1(一杯)

2着 ペルシアンナイト(4人気)
→栗東ウッド ラスト1ハロン11秒8(強め)

補足として2017年は雨の影響を受けて不良馬場で追い切られており、9番人気で勝利したアルアインは良馬場であればラスト1ハロン12秒台を切ってきたでしょう。

その他にも18年1着エポカドーロ(8人気)、同2着サンリヴァル(9人気)、20年3着ガロアクリーク(8人気)など、多くの穴馬がウッドコースの最終追いで終い鋭い伸びを披露。桜花賞と同じく「本番と同じ騎手」が乗り、「ラスト1ハロン11秒台」の馬が狙い目となります。

今年、上記で紹介した皐月賞の好走馬調教パターンに完全一致したのは、下記の5頭です。

イクイノックス
→美浦ウッド ラスト1ハロン11秒6(馬なり)

オニャンコポン
→美浦ウッド ラスト1ハロン11秒8(馬なり)

ジオグリフ
→美浦ウッド ラスト1ハロン11秒2(馬なり)

ボーンディスウェイ
→美浦ウッド ラスト1ハロン11秒5(馬なり)

ラーグルフ
→美浦ウッド ラスト1ハロン11秒5(馬なり)

この中で特に注目は先週桜花賞を制したスターズオンアースと同様、今回初コンビを組む福永騎手が美浦トレセンまで駆けつけたジオグリフ。持ったままの手応えでラスト1ハロン11秒2をマークするなど絶好調です!

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