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【京王杯スプリングC】過去データ3戦3勝!道悪馬場でこそ狙い目な爆弾穴馬
2022/5/14(土)
激走データに合致したシャインガーネット
土曜は安田記念の前哨戦である、京王杯スプリングカップ(G2、東京芝1400m)が行われます。
今年のポイントはなんといっても「馬場」でしょう。木・金曜と降雨があり、土曜も午前中まで雨予報が出ています。
「道悪馬場は荒れやすくなるし、どの馬を買えば良いか分からない…」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
実は京王杯スプリングCは天気が不安定になりやすい、5月半ばに開催されるため、意外と道悪になりやすいレース。過去10年では、13年・17年・20年と3度道悪(稍重・重・不良馬場)で行われています。
道悪のサンプル数が多い重賞だからこそ狙える、好走馬のポイントがあるんです。
ズバリ注目すべきは「馬体重別成績」です!
▼良馬場での馬体重別成績(過去10年)
~499kg[1-5-2-69]複勝率10.4%
500kg~[6-2-5-24]複勝率35.1%
▼道悪での馬体重別成績(過去10年)
~499kg[3- 3- 2-18]複勝率30.8%
500kg~[0- 0- 1-17]複勝率 5.6%
※道悪=稍重・重・不良馬場時
~499kg[1-5-2-69]複勝率10.4%
500kg~[6-2-5-24]複勝率35.1%
▼道悪での馬体重別成績(過去10年)
~499kg[3- 3- 2-18]複勝率30.8%
500kg~[0- 0- 1-17]複勝率 5.6%
※道悪=稍重・重・不良馬場時
東京競馬場は直線が長く広いコース形態のため、基本的には馬格が大きく、ストライドの広い走りをする馬が有利。良馬場で行われた7年間のうち、500キロ以上の馬が6勝していることからも「良馬場=大型馬」の図式が成り立ちます。
しかし、道悪馬場はその真逆。道悪だった13年・17年・20年はいずれも、500キロに満たない馬が勝利を収めています!
大型馬はトビが大きいため、水分を含んだ馬場では上滑りしやすくなってしまいます。そのため、無駄にエネルギーを消費してしまうことに繋がるのです。
一方、小型馬はピッチ走法の馬が多く、道悪馬場でもしっかりとグリップすることができます。エネルギーを逃がさず、安定したフォームで走ることができるため、好走につながっていると言えそうです。
さらに分析すると「馬体重が499kgより軽い馬」の好走馬8頭のうち、半数以上にあたる6頭が「重賞で勝利経験のある馬」でした。
▼道悪での好走馬(過去10年)
20年
1着ダノンスマッシュ(2人気)
→20年オーシャンS1着など
2着ステルヴィオ(4人気)
→18年マイルCS1着など
3着グルーヴィット(3人気)
→19年中京記念1着
17年
1着レッドファルクス(2人気)
→16年スプリンターズS1着など
2着クラレント(11人気)
→14年京成杯AH1着など
13年
3着ガルボ(6人気)
→12年ダービー卿CT1着など
20年
1着ダノンスマッシュ(2人気)
→20年オーシャンS1着など
2着ステルヴィオ(4人気)
→18年マイルCS1着など
3着グルーヴィット(3人気)
→19年中京記念1着
17年
1着レッドファルクス(2人気)
→16年スプリンターズS1着など
2着クラレント(11人気)
→14年京成杯AH1着など
13年
3着ガルボ(6人気)
→12年ダービー卿CT1着など
冒頭にも述べたように、京王杯スプリングCは安田記念に向けての重要ステップレースです。
昨年の『4年続けて好走中!不変の『激アツ条件』をクリアした軸馬候補』の記事でも『G1で3着以内の実績』を満たしていた該当馬ラウダシオンが見事に勝利。勢いよりも格が重要になってくるレースなんです。
今年の出走馬で「馬体重が499kgより軽く」「重賞で勝利経験のある馬」はシャインガーネット、メイケイエール、タイムトゥヘヴンの3頭。
特にシャインガーネットは道悪馬場で行われた20年のファルコンSで重賞制覇を飾っているように、実力、道悪適性ともに申し分ありません。馬券的に面白そうな1頭になりそうです!
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