【日本ダービー】毎年のように人気薄が絡む!「穴馬券の法則」に完全一致した今年の伏兵は!?

青葉賞1着プラダリア

青葉賞1着プラダリア


3歳牡馬クラシック2冠目、日本ダービー(G1、東京芝2400m)は、圧倒的に皐月賞組が強いレースです。

出走頭数が多いこともあるとはいえ、2012年から「前走皐月賞組」が7勝。2016、19年の1~3着独占を始め馬券に絡んだ30頭のうち20頭を占めています。

しかし、過去10年中8回は3歳牡馬クラシックの王道ローテではない、「別路線組」が来ている裏返し!

昨年のダービーも前走毎日杯(G3、阪神芝1800m)1着から、4番人気シャフリヤールが勝利。そのほかにも好走馬の多くは人気薄での激走が目立ちます。

▼ダービーで好走した別路線組(過去10年)
●21年
1着 シャフリヤール(4人気)
→前走毎日杯1着

●19年
1着 ロジャーバローズ(12人気)
→前走京都新聞杯1着

●18年
3着 コズミックフォース(16人気)
→前走プリンシパルS1着

●17年
3着 アドミラブル(1人気)
→前走青葉賞1着

●15年
2着 サトノラーゼン(5人気)
→前走京都新聞杯1着

●14年
3着 マイネルフロスト(12人気)
→前走青葉賞5着

●13年
1着 キズナ(1人気)
→前走京都新聞杯1着

3着 アポロソニック(8人気)
→前走青葉賞2着

●12年
2着 フェノーメノ(5人気)
→前走青葉賞1着

3着 トーセンホマレボシ(7人気)
→前走京都新聞杯1着

そこで今回はダービーで激走した別路線組を徹底検証。馬券に絡んだ10頭には例外なく「重賞で連対実績」があり、そのうち9頭は「前走1・2着馬」という共通点がありました。

この中には2018年に16番人気で3着に激走したコズミックフォース(G3京成杯2着、前走プリンシパルS1着)も含まれており、重賞で好走歴がなく、皐月賞以外で前走連対を外していた馬は大幅割引となります。

また8頭には「左回りの芝1800mを超える距離で1~3着」の経験があったのもポイント。

特に関西馬はレース形態の関係上、ダービーが初めて左回りで行われる競馬場だったことも珍しくなく、例外は2013年1着キズナしか好走例がありません。

今年、上記で紹介した「別路線組」で「重賞で連対実績」、「前走1・2着」、「左回りの芝1800mを超える距離で1~3着」の激走条件を全て満たしたのは、下記3頭のみ。

アスクワイルドモア
→前走京都新聞杯1着

プラダリア
→前走青葉賞1着

ロードレゼル
→前走青葉賞2着

いずれも人気薄が予想されるだけに要注目です!

昨年のダービーでは別路線組のシャフリヤールに◎を打ち、1番人気エフフォーリアと大本線で仕留めたのが東大卒の天才予想家・水上学さん。

シャフリヤールはダービー6勝(当時)を誇るディープインパクト産駒ながら、王道ローテの皐月賞組ではないことで4番人気に甘んじていました。

今年のダービーで水上さんが狙うのは皐月賞組か、それとも別路線組か!?

当日の馬場状態なども踏まえた最終結論は、サイト内『血統トレジャーハンティング水上学の買うべき2頭』で発表します!