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【鳴尾記念】人気薄もバンバンくる!シンプルだけど侮れない「穴馬の共通点」に該当した伏兵馬
2022/6/3(金)
穴馬の共通点に合致したキングオブドラゴン
今週は宝塚記念のステップレース鳴尾記念(G3、芝2000m)が行われます。
今年も昨年に引き続き、京都競馬場改修工事の影響で、中京競馬場での開催となります。
中京に代替開催された昨年は、8人気→9人気→5人気と穴馬同士の決着に。今年も10頭立ての少頭数とはいえ、波乱ムードが漂っています。
「代替開催は過去の傾向がアテにしづらい…」そう思っている方も多いハズ。
結論を先にいえば、心配ご無用!
「中京芝2000m重賞」にフォーカスすると、好走馬のポイントがハッキリ見えてきます!
ズバリ、「逃げ馬」の成績に注目してください。
▼4コーナー通過順別成績(過去2年)
1番手[4-1-1- 5]複勝率54.5%
2~ 5番手[2-6-3-38]複勝率22.4%
6~10番手[5-3-6-40]複勝率25.9%
11~18番手[0-1-1-48]複勝率 4.0%
1番手[4-1-1- 5]複勝率54.5%
2~ 5番手[2-6-3-38]複勝率22.4%
6~10番手[5-3-6-40]複勝率25.9%
11~18番手[0-1-1-48]複勝率 4.0%
過去2年間、中京芝2000mで行われた重賞はのべ11レース。
そのうち「4コーナー先頭で回った馬」の複勝率は54.5%、なんと2回に1回以上が馬券に絡んでいます!
中京芝2000m戦はスタートから向正面まで緩やかな上り坂が続くコース形態です。前半のペースは落ち着きやすく、逃げ馬を含め道中好位で立ち回った馬にとって楽な展開になりやすい舞台。先行馬が粘りやすいのも納得です。
さらに、詳しく調べると1~3着に好走した馬6頭はすべて「開幕週」または「コース替わり1~2週目」と開催前半の、綺麗な馬場状態で行われたレースで逃げ切っていました。
▼中京芝2000mの逃げ馬の好走馬(過去2年)
22年金鯱賞
1着 ジャックドール(1人気)
22年きさらぎ賞
3着 メイショウゲキリン(8人気)
21年中日新聞杯
1着 ショウナンバルディ(8人気)
21年ローズS
2着 エイシンヒテン(12人気)
21年鳴尾記念
1着 ユニコーンライオン(8人気)
21年金鯱賞
1着 ギベオン(10人気)
22年金鯱賞
1着 ジャックドール(1人気)
22年きさらぎ賞
3着 メイショウゲキリン(8人気)
21年中日新聞杯
1着 ショウナンバルディ(8人気)
21年ローズS
2着 エイシンヒテン(12人気)
21年鳴尾記念
1着 ユニコーンライオン(8人気)
21年金鯱賞
1着 ギベオン(10人気)
開幕週やコース替わり直後は内外で馬場状態にあまり差が出ません。そのため、常にロスなく、経済コースを通ることができる馬が有利。12番人気で2着に激走したエイシンヒテンを始め、人気薄で逃げた馬がノーマークで粘りこめる確率がアップするんです!
今年の出走馬で「人気薄」かつ「4コーナー先頭」が期待できるのは、キングオブドラゴン。近6戦連続で「4コーナー1番手」で回っており、安定した先行力はメンバーイチと言っても過言ではありません。前走6着でマークも薄くなりそうなだけに、人気の盲点になって馬券的にも面白い1頭といえるでしょう!
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