【府中牝馬S】該当馬が4連勝中!今年は意外な人気薄が狙い目に!?

前走上がり最速の末脚を見せたアブレイズ

前走上がり最速の末脚を見せたアブレイズ


アイルランドトロフィー府中牝馬ステークス(G2、東京芝1800m)の狙い目は「末脚性能」です。

府中牝馬Sではメンバー最速の上がり3ハロンをマークした馬が、なんと4連覇中!

特に注目したいのが「前走でメンバー最速の上がり」をマークしていた馬です。

前述のサラキアを含め、過去4年の勝ち馬4頭のうち、3頭がこの条件に該当!

20年には7番人気のサラキアが、先行集団から最速上がりで突き抜けて快勝。波乱を演出しました。穴馬もこの条件に該当しているのは頼もしい限りですね。

▼「前走メンバー最速の上がり3ハロンをマーク」していた勝ち馬(過去4年)

18年1着 ディアドラ
19年1着 スカーレットカラー
20年1着 サラキア

牝馬限定戦の特徴として「スローペースになりやすい」ことが挙げられます。切れ味・瞬発力を求められる流れになりがちなため、前走でもメンバー上位の末脚を使えていた馬が好走しやすいのでしょう。

ちなみに、上述の3頭はこのレースに出走する前に「重賞で連対」した実績がありました。条件戦を勝ち上がってきたばかりの馬ではなく、ある程度実績を収めていて、前走もいい脚を使っていた……というタイプが狙い目なんです!

今年の出走馬で「前走メンバー最速の上がり3ハロンをマーク」「重賞連対実績」この2点を満たしているのは、なんとアブレイズ1頭だけ!

前走のヴィクトリアマイルではメンバー最速となる、32秒9の上がり3ハロンを計時。さらにフラワーCを制しているように、既に重賞実績もあります。昨春には同コースのメイSで勝利を収めているだけに、適性も高そうです。人気薄でも押さえておきたい1頭といえるでしょう!