【天皇賞・秋】今年はレコード決着必至!?「高速馬場」で浮上する適性バツグンの1頭!

ジャックドール

ジャックドール


突然ですが天皇賞・秋(G1、東京芝2000m)は、「馬場状態」に注目!

具体的には「レースの勝ち時計」を推測することで、的中馬券に大きく近づくことが可能なんです!

論より証拠。まずは過去5年における1着馬の走破時計と、好走馬の傾向をご覧ください。

●21年(良) 1分57秒9
1着 エフフォーリア(3人気)
2着 コントレイル(1人気)
3着 グランアレグリア(2人気)

●20年(良) 1分57秒8
1着 アーモンドアイ(1人気)
2着 フィエールマン(5人気)
3着 クロノジェネシス(2人気)

●19年(良) 1分56秒2
1着 アーモンドアイ(1人気)
2着 ダノンプレミアム(3人気)
3着 アエロリット(6人気)

●18年(良) 1分56秒8
1着 レイデオロ(2人気)
2着 サングレーザー(4人気)
3着 キセキ(6人気)

●17年(不良) 2分08秒3
1着 キタサンブラック(1人気)
2着 サトノクラウン(2人気)
3着 レインボーライン(13人気)

同じ良馬場でも2018~21年の走破タイムには約1~2秒弱の差があります。ここが重要です!

例えば1分56秒1のコースレコードにコンマ1秒差の高速決着となった19年は、1~3着をスピードタイプの馬が独占!?

逆に1分57秒9とやや時計を要した21年は、グランアレグリアが3着に敗退。2000mのG1皐月賞馬エフフォーリアが1着、2着にも20年の牡馬3冠馬コントレイルが入りました。

また極端な例として歴史的な不良馬場で行われた2017年は、2400mを超えるG1で好走歴があるスタミナ自慢が台頭。

1着キタサンブラックは菊花賞、天皇賞・春を勝利。2着サトノクラウンも芝2400mの香港ヴァーズ勝ち馬で、13番人気で3着に激走したレインボーラインは当時菊花賞2着があり、後に芝3200mの天皇賞・春を制しています。

このように同じコースでも馬場状態によって、狙える馬が大きく変わってくるんです!

天皇賞・秋の走破タイムを推測する根拠として、1週前の土曜に行われる富士Sの勝ち時計に注目。芝の中距離戦と比べて道中のペース差が少ない芝1600mは、馬場状態の把握に打ってつけ。

例えば19年は前日に降った雨の影響を受けて稍重でも1分33秒0。対して21年の富士Sは後の安田記念馬ソングラインが勝ったにも関わらず、良馬場で1分33秒2と時計を要していました。

そして気になる、22年富士Sを勝ったセリフォスの勝ち時計は「1分32秒0(良)」。

参考までに1分56秒台の決着となった18年富士Sが1分31秒7(良)ですから、天候に恵まれそうな今年は最低でも1分57秒台前半。逃げ宣言しているパンサラッサがハイペースで飛ばす流れなら、1分56秒1のコースレコードが破られる可能性も考えられます。

ただ、今年のメンバーで直近のレースを速い時計で好走歴がある馬は意外に少なく、3歳春に芝1800mの毎日杯をレコード勝ちしたシャフリヤールを含めても、ジャックドール(1分57秒2)、マリアエレーナ(1分57秒4)の3頭が目立つ程度です。

この中に今年の天皇賞・秋を制する馬は含まれているのか?

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