【朝日杯フューチュリティS】名手アンカツが絶賛!G1級の能力を秘めた将来の大器

切れ味鋭い末脚を武器とするダノンタッチダウン

切れ味鋭い末脚を武器とするダノンタッチダウン


2022年下半期のG1予想も絶好調!

「アンカツ」こと安藤勝己さんが、朝日杯フューチュリティステークス(G1、阪神芝1600m)を、元ジョッキーの視点から鋭く予想します!

☆ポイント☆
  • 2歳馬離れしたレース内容

2歳戦でオレが特に重視していることをひと言で説明すれば「強烈なインパクトを残した馬を買え」これに尽きる。

具体例を挙げればスタート出遅れて絶望的な位置取りから凄い脚を使って差し切ったとか、道中や直線で致命的な不利があったのに克服して好走したとかやね。

人間と同じく競走馬の生まれ持った器は、日々の調教で覆せるほど簡単やない。

例えば昨年の朝日杯フューチュリティSがエエ例で、勝ったドウデュースは後の日本ダービー。2着セリフォスはマイルCS、3着ダノンスコーピオンはNHKマイルCを勝ってG1馬になった。

5着に負けたジオグリフも皐月賞馬やし、改めて振り返ると2021年は凄いメンバーが揃っていたワケや(笑)。

キャリアの浅い2歳戦は予想の根拠となる決め手が少ない。どうしても持ち時計が速い馬や、前哨戦を勝ち上がってきた馬が人気を集める。

ただ、その中には完成度の違いや立ち回りが上手かったり、少頭数のレースを連勝してきた馬もいるから注意が必要や。

今年のメンバーやとオールパルフェドルチェモアは、いかにもレースセンスがありそうなタイプ。逆にダノンタッチダウンレイベリングは現状では粗削りでも、レースぶりから将来性を感じるね。

外回りコースを使う阪神芝1600mなら、多少勝負所でロスがあっても直線だけの競馬で十分届く。オレが狙っている本命と単穴▲の本格化は古馬になってからやと思うけど、現在の完成度でも“器の違い”でアッサリまであると思うで?

G1レース通算22勝の名ジョッキー・アンカツこと安藤勝己さんが、朝日杯フューチュリティSをズバリ予想!大注目の最終結論は『アンカツG1予想』で公開中です!

(元JRA騎手)