【シンザン記念】過去には人気薄の激走がズラリ!3歳重賞こそ重視したい2つの「好走ポイント」

前走の新馬戦を完勝した超良血馬クファシル

前走の新馬戦を完勝した超良血馬クファシル


シンザン記念(G3、芝1600m)はキャリアの浅い3歳馬どうしの一戦。かつ、毎年好配当が出ている、荒れやすい重賞です。

「予想材料が少なくて、どの馬を買ったらいいか分からない!」と悩んでいる方も多いことでしょう。

そんなアナタに朗報です。実はシンザン記念には、カンタンに激走する馬をピックアップできる「好走ポイント」があるんです!

ヒントは馬柱にあります。ズバリ「前走の上がり順位」に注目してみてください。

好走した馬の多くは「前走上がりがメンバー3位以内」の馬でした!

▼「前走上がりがメンバー3位以内」だった主な好走馬(過去10年)
19年2着 マイネルフラップ(10人気)
→前走 千両賞1着(上がり1位)

18年2着 ツヅミモン(7人気)
→前走 新馬1着(上がり2位)

17年1着 キョウヘイ(8人気)
→前走 千両賞2着(上がり1位)

16年3着 シゲルノコギリザメ(11人気)
→前走 500万下1着(上がり3位)

15年2着 ロードフェリーチェ(9人気)
→前走 千両賞5着(上がり3位)

13年2着 ヘミングウェイ(9人気)
→前走 未勝利1着(上がり2位)

この6頭のうち、シゲルノコギリザメを除いた5頭はすべて「前走が1600m」という共通点がありました。

中京コースは最後の直線が412mと長く、瞬発力を要求されます。さらにシンザン記念は3歳戦とあってスローぺースになりやすく、前走でマイルの上がり勝負に対応できていた穴馬の激走が目立つレースと言えます。

今年の出走馬で「前走上がりメンバー3位以内」で「前走マイル戦」に該当する有力候補は、クファシル

前走同距離で行われた新馬戦を逃げながら上がり3位の末脚を披露して1着!重賞の舞台でいきなり激走があっても驚けません。