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【3歳馬情報】今週も注目の良血馬たちがスタンバイ!
2023/1/16(月)
中山ではG2・アメリカジョッキークラブカップが、中京ではG2・東海Sがそれぞれ開催される今週末。期待の3歳馬たちもデビューを控えている。そんな注目馬を、今週も厩舎育ちのPOG好き、数多くの名馬をPOGで指名した達人・山田乗男が紹介していく。
◆1月21日
●中山ダート1800m
ヴァナルガンド(牡、シビルウォー×ニホンピロルピナス、美浦・稲垣厩舎)
半兄ニホンピロアワーズ(ジャパンCダート勝ち馬)。1週前調教(以降も調教は、主に1週前のもの)は、外目をまわってウッド6F83秒8-12秒4。12月26日にはウッド5F67秒9-11秒8をマークしており、仕上がりは進んでいる。
コルサファターレ(牡、ダンカーク×カールファターレ、美浦・中川厩舎)
半兄アドマイヤルプス(現5勝)、シークレットラン(現4勝)、3代母ダイナカール(オークス勝ち馬)。調教はウッド6F86秒2-11秒9。初めて1F12秒を切り、順調に良化を見せている。鞍上はバシュロ騎手。
●中山ダート1200m
ラブロスピカ(牝、ディープブリランテ×エーシンスピカ、美浦・畠山厩舎)
おじエイシンヴァイデン(2歳時にオープン特別2勝)、近親メイショウテッコン(日経賞など重賞2勝)。1週前は坂路53秒5-12秒5だが、1月4日には坂路51秒3-12秒4と、当日の美浦坂路では古馬を含め全体2位の時計をマーク。初戦から好勝負を期待したい。
ギフトオブザナイル(牝、マインドユアビスケッツ×ジュエルオブナイル、美浦・和田正厩舎)
母は小倉2歳S勝ち馬。1月9日の中山ダート1200m戦を除外となり、ここへ回る予定。調教はポリトラックが主体。目立った時計は出ていないが、本数は積んでいるので仕上がり面は大丈夫だろう。鞍上は石川騎手。
●中京ダート1800m
ポルコスピーノ(牝、ドゥラメンテ×ローゼンハイン、栗東・梅田厩舎)
おばレッツゴードンキ(桜花賞勝ち馬)。調教はCW6F83秒7-11秒8。10月から時計を出し、満を持してのデビューなので、初戦から結果を出したい。
◆1月22日
●中山芝2000m
エリカソレイユ(牝、ミッキーアイル×レツィーナ、美浦・国枝厩舎)
半兄ハーツイストワール(現5勝、アルゼンチン共和国杯2着)。1月14日の中山マイル戦を除外となり、当レースを視野に。調教はウッド5F68秒0-12秒0。愛知杯出走のエリカヴィータ、菜の花賞出走のルージュクレセントと併せるなど、内容の濃いメニューをこなしている。
レッドルキフェル(牡、リアルスティール×ハッピーパウダー、美浦・田中博厩舎)
おじルミナスウォリアー(函館記念勝ち馬)。1月14日の中山マイル戦を除外となったが、もともと狙いは当レース。調教はウッド6F86秒1-12秒2。併せて遅れたが、オープン馬レモンポップと併せているあたりに厩舎の高い期待がうかがえる。「精悍さがあり、ゲートを含めてセンスがいい。牡馬にしては薄手で軽さを感じるフットワーク。いかにも芝で弾けそう」と記者の話。鞍上は内田博騎手。
ピクシレーション(牝、ハーツクライ×シアードラマ、美浦・菊沢厩舎)
母は北米GⅠ3勝。半姉サトノルーチェ(現2勝)。調教はウッド6F86秒9-12秒1。「大き過ぎず小さ過ぎず、バランスのいい馬体。まだ目一杯には追われていないが、精神的に落ち着きがあって走りにブレがない。距離はあって良さそうなタイプ」と記者の話。鞍上は横山武騎手。
デイライト(牡、モーリス×プントバンコ、美浦・堀厩舎)
母は3勝。半兄マッスルマサムネ(2勝)、プントファイヤー(2勝)、おじケイアイスイジン(5勝)。調教はウッド6F85秒6-12秒3。3頭併せで遅れている。「モーリス産駒らしい筋肉量があって重厚感ある体つき。距離は父同様にマイルから2000mか。パワーで押す馬力型」と記者の話。鞍上はルメール騎手。
●中京芝1600m
ハートループ(牝、モーリス×グランデアモーレ、栗東・池添学厩舎)
母は4勝。半兄グランデマーレ(現4勝)、おじシュペルミエール(5勝、日経新春杯3着)。調教はCW6F85秒5-13秒0。速めの時計が少ないので、まだまだ変わり身は見込める。鞍上はイーガン騎手。
ラヴユアセルフ(牝、ロードカナロア×ラヴアンドフェイス、栗東・松永幹厩舎)
半兄スーパーサーモン(北米GⅡ2着)、メイショウヒューマ(現3勝)。2週前のCWは平凡だったが、1週前の坂路は54秒3-12秒7。このまま時計を詰めていきたい
●小倉芝1800m
ビヨンドザドリーム(牡、ドリームジャーニー×ワーキングプライド、栗東・中内田厩舎)
母は4勝。調教はCW6F79秒7-13秒0。テンから速い時計が出てしまったため終いはかかったが、6F80秒を切ったことは評価。レースでも折り合いが鍵となりそう。鞍上は西村淳騎手。
ガーランドスタイル(牡、サトノダイヤモンド、×プラチナブロンド、栗東・橋口厩舎)
母は3勝。近親ロジユニヴァース(日本ダービー勝ち馬)、ディアドラ(日英GⅠ勝ち馬)、ソングライン(安田記念勝ち馬)。CW6F82秒4-12秒4は、時計のかかる時間帯を考えると悪くない。鞍上は吉田隼人騎手。
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