【共同通信杯】ワンツー決着した21年の再現なるか!?激走条件を満たす注目の2頭

共同通信杯と相性がいいハーツクライ産駒のダノンザタイガー

共同通信杯と相性がいいハーツクライ産駒のダノンザタイガー


共同通信杯(G3、東京芝1800m)は3歳クラシックに直結する、重要な一戦です。これまでも多くの名馬がこのレースをステップに、大舞台で輝きました。

特に好成績を収めていたのが「ディープインパクト産駒」です。過去10年で[3-2-6-11]と3頭が勝利を収め、計11頭が馬券内。複勝率は50.0%と、とにかくディープインパクト産駒を買えば当たるレースと言われていたほどです。

そんな同産駒も現3歳世代がラストクロップ、今年の出走はありません。

でも、ご安心ください!ディープインパクト産駒の出走が少なくなったことで近年、代わりに幅を利かせている種牡馬がいるんです!

「ハーツクライ」の血を持つ馬に注目してください!

▼父・母父に「ハーツクライ」を持っていた主な好走馬
17年1着 スワーヴリチャード(2人気)
→父ハーツクライ

21年1着 エフフォーリア(4人気)
→母父ハーツクライ

21年2着 ヴィクティファルス(7人気)
→父ハーツクライ

22年1着 ダノンベルーガ(3人気)
→父ハーツクライ

ハーツクライといえば、前述のディープインパクトが唯一国内で敗れた05年有馬記念の勝ち馬。同レースこそ中山競馬場での勝利でしたが、産駒は東京コースへの適性が高いのが特徴。ディープインパクト産駒の出走数が減ってきたこともあって、好成績が目立つようになってきました!

今年の出走馬で「ハーツクライ」が父か母父に入っているのは…ダノンザタイガー(父ハーツクライ)、シーズンリッチ(母父ハーツクライ)の2頭。

ダノンザタイガーは前走東スポ杯2歳で2着と好走。このローテーションは17年の勝ち馬・スワーヴリチャードと全く同じだけに、軸候補としてもオススメ。

シーズンリッチは前走百日草特別で4着に敗れたため、人気の盲点になりそうですが、初勝利は今回と同じ東京芝1800m。21年に続き、ハーツクライの血を持つ2頭のワンツー決着も十分にありそうです!