【中山記念】今年は1頭だけ!人気の盲点になっている馬券率ダントツの軸馬候補

この舞台でも重賞勝ちがあるスタニングローズ

この舞台でも重賞勝ちがあるスタニングローズ


春の中山開幕を告げる中山記念(G2、中山芝1800m)には、G1で好走歴がある豪華メンバーが集結!

上位人気馬をボックスで買えば相当な確率で当たりそうな感じも、やっぱり配当面を考慮すると点数を絞って買いたいですよね?

軸馬選びで有力な根拠となりそうなのが「年齢」。このレースは「4歳」が圧倒的な成績を残していて、[4-3-5-14]複勝率46.2%は出走した約2頭に1頭弱が馬券に絡んでいる計算です。

▼中山記念の年齢別成績(過去10年)
4歳[4-3-5-14]複勝率46.2%
5歳[5-4-0-22]複勝率29.0%
6歳[1-3-2-25]複勝率19.4%
7~[0-0-3-28]複勝率 9.7%

今年の出走馬を見渡すと有力視されそうなシュネルマイスター、ソーヴァリアント、ダノンザキッドなどは5歳。4歳で上位人気に支持されそうな馬はスタニングローズくらいしかいません。

さらに「4歳牝馬」に限定すると「1-2-0-2」連対率60.0%まで上昇!

2015年1着ヌーヴォレコルト(3人気)を筆頭に、18年2着アエロリット(5人気)、19年2着ラッキーライラック(6人気)と伏兵級の評価で好走しているのは見逃せません。

この時期の4歳牝馬は中山記念で初めて牡馬の一線級と走ることになり、牝馬限定戦でしか実績がないために、人気を落とす傾向があります。

しかし、アーモンドアイ、クロノジェネシス、グランアレグリアなどに代表されるとおり、牡馬混合G1でも牝馬の活躍が目立っているのが現実。中山記念も例に漏れず牡馬との斤量差もあり、実際には互角以上に渡り合えているんです。

そして今年の中山記念で4歳牝馬は、秋華賞馬スタニングローズ1頭だけ。3歳春に同じく中山芝1800mで行われたフラワーCを勝っているのも魅力で、過去の傾向から軸馬候補に打ってつけです!