【フローラS】驚異の複勝率80%!安定感抜群の「プラチナ条件」を満たした今年の主役候補

2000mで持ち味が生きそうなキミノナハマリア

2000mで持ち味が生きそうなキミノナハマリア


今週から春の東京開催がスタート。その開幕週は恒例となっているオークストライアル・フローラステークス(G2、東京芝2000m)が行われます。

毎年のように人気薄が絡むこのレース。馬券的な難易度は高そうに思えますが……実はカンタンに好走馬を絞り込めるポイントが存在します!?

注目すべきは「上がり3ハロン」です。近年のフローラSでは「メンバー最速の上がり3ハロン」をマークした馬が高確率で馬券に絡んでいます!

▼メンバー最速上がりをマークした馬の成績(過去5年)
18年
サトノワルキューレ(1人気)
上がり3ハロン33秒4→1着 

19年
ウィクトーリア(3人気)
上がり3ハロン33秒2→1着

20年
フアナ(5人気)
上がり3ハロン35秒2→3着

21年
ユーバーレーベン(2人気)
上がり3ハロン33秒2→3着

22年
ルージュエヴァイユ(3人気)
上がり3ハロン33秒6→5着

馬券外に敗れたのは昨年5着のルージュエヴァイユのみ。トータルで[2-0-2-1]複勝率は80.0%、全馬掲示板を確保しているように、鋭い末脚を繰り出せる馬は安定した結果を残しています。

フローラSは「2000m」の距離が大きなポイント。

牝馬はクラシック一冠目が「1600m」の桜花賞ということもあり、牡馬と比較して2000m経験は不足気味。

距離適性が如実に反映されることが多く、さらに直線の長い東京コースも相まって、末脚が活きやすいレースとなっているのです。

この上記5頭のうち、4頭は前走が「1800m以上の1勝クラスor重賞」「メンバー2位以内の上がりをマーク」この2点を満たしていました。要するに、中距離以上のレースでしっかり脚を使っていた馬は信頼できる、というワケですね。

今年の出走馬ではアウフヘーベン、キミノナハマリア、マンマリアーレの3頭が該当。

中でもキミノナハマリアは前走・君子蘭賞をメンバー最速の上がり34秒5を計時して、3馬身差の圧勝。実績的にはメンバー中でも上位だけに、重賞のココでも期待できます!