【宝塚記念】馬場悪化も問題なし!スルーセブンシーズがグランプリ男と一発を狙う

グランプリ男と共に挑むスルーセブンシーズ

グランプリ男と共に挑むスルーセブンシーズ


■宝塚記念
スルーセブンシーズ
尾関知人調教師

——前走の中山牝馬ステークスで初重賞制覇。レースを振り返っていただけますか。

尾関調教師(以下、尾):3コーナー辺りから手応え抜群で上がっていって、レース内容としては完勝と言っていい強い勝ち方だったと思います。1800という距離、時計の速い馬場という2つの条件のなかでスピードを求められる形になると若干苦労するかなと心配もありましたが、そういう部分もこなして速い時計に対応してくれましたし上がりも優秀でした。

——レース直後の馬の様子はいかがでしたか。

尾:あれだけしっかり走ったのでそれなりの疲れはありましたが、許容範囲内でした。去年脚元の不安があって休みが長くなりましたが、その部分も問題無かったのですぐに次の予定を考えられました。

——次走に宝塚記念を選択した意図を教えてください。

尾:前走内容が強かったですし、クラブの馬で来年の春で引退ということもあるので、次はある程度大きな舞台にチャレンジしようと思っていました。候補としては宝塚かヴィクトリアマイルのどちらかでしたが、体調回復を考えるとヴィクトリアではローテーションに余裕がありませんし、コース適性や梅雨時期の悪い馬場をこなせる強味を考えて宝塚記念を選択しました。

——今回は初めて栗東滞在で臨まれますが、狙いを教えてください。

尾:マーメイドステークスのときは前々日輸送で臨んで馬の感じも悪くなかったですが、枠順など含めてツイていなかった部分があったとはいえ結果が出ませんでしたし、今は美浦の坂路が閉鎖されていますからね。せっかく大舞台に挑戦するのでしっかり準備したいですし、今回は栗東滞在がベターかと考えました。

——6/11(日)に栗東へ移動されましたが、向こうでの馬の様子はいかがですか。

尾:到着してすぐに順応するタイプではありませんが、3日くらい経ってある程度落ち着いてきました。その後も徐々に落ち着いてきていますし、レース当該週に向けて更に良い方向に進んでいると思います。

——6/15(木)に行われた1週前追い切りの狙いと動きの評価をお願いします。

尾:馬体面も大きな問題がない状態で栗東へ行ったので、いつも通りのイメージで1週前はある程度しっかりやっておこうと思っていました。折り合い重視で軽めに入ってしっかり折り合いがついていましたし、徐々にペースを上げてゴール前ではやや強めという形で、この馬らしい走りだったと思います。

——今回は池添騎手と初めてコンビを組みますね。

尾:父ドリームジャーニーの主戦騎手ですし、スルーセブンシーズのこともこれまでのレースを見てもらって想像がつくところもあると思います。大舞台に強いですし、頼りになるジョッキーだと思っています。

——最後に意気込みをお願いします。

尾:まだG3を勝ったばかりの馬ですし、例年よりメンバーが揃っているような顔触れの宝塚で戦うのはチャレンジかと思いますが、それだけに栗東滞在なども取り入れたりして強豪相手でも良い競馬が出来ればと考えながら調整しています。

去年休養が長くなってしまったのは残念でしたが、心身共に成長を促してくれたと思いますし、今年も昇り調子でまだ伸びしろもありそうなのでこのメンバー相手にどこまでやれるか楽しみです。