【小倉記念】馬券のキモは年齢!過去10年で6勝を記録する「トレンドデータ」に該当するダークホース

格上挑戦で一発を狙うアップデート

格上挑戦で一発を狙うアップデート

例年、驚くような好配当が飛び出す小倉記念(G3、小倉芝2000m)。昨年も2着に10番人気のヒンドゥタイムズが入り、人気馬2頭に割って入ったのは記憶に新しいところ。

小倉記念が荒れる要因のひとつに「ハンデ重賞」であることが挙げられます。ハンデ戦とは各馬の力量差をハンデキャッパーが判断、斤量に差を付けることで、全馬の実力を均等に近づけるレースのことです。

しかし、各種データが均等に表れるワケではありません。どんなハンデ戦でもレースごとに傾向が見られ、そこが「馬券のキモ」でもあります。

小倉記念で注目したいのは「各馬の年齢」です。こちらをご覧ください。

▼小倉記念・年齢別成績(過去10年)
3歳  [0-2-0- 1]複勝率66.7%
4歳  [6-2-1-19]複勝率32.1%
5歳  [3-5-3-24]複勝率31.4%
6歳  [0-1-5-32]複勝率15.8%
7歳  [1-0-1-19]複勝率 9.5%
8歳以上[0-0-0- 7]複勝率 0.0%

年齢を重ねるごとに、成績が下降していることが分かります。ハンデ戦ではキャリアを活かしたベテランホースの激走も珍しくありませんが、小倉記念では8歳以上の馬が1頭も馬券になっておらず、7歳馬の複勝率も低くなっています。

その一方で、4歳馬は過去10年のうち6勝をマーク。複勝率でも5歳馬を上回りトップとなっています。

小倉記念は真夏に行われる重賞で、過去10年で2度のレコードタイムが出ているように、良馬場であればスピードが問われるレース。そのため、スピード能力が下降気味な高齢馬よりも、充実期にある4~5歳馬が活躍しやすい条件が揃っていると考えられます。

今年の小倉記念は4歳馬の出走が少なく、アップデートゴールドエクリプスが該当。特に馬券妙味がありそうなのはアップデート。3勝クラスからの格上挑戦となりますが、小倉コースでの勝ち星もあり適性は十分。一発あって不思議ないダークホースです!