【札幌記念】好相性の札幌で復活へ!指揮官が語るソーヴァリアントの復活へのポイント

2戦2勝と相性のいい札幌で巻き返したいソーヴァリアント

2戦2勝と相性のいい札幌で巻き返したいソーヴァリアント


■札幌記念
ソーヴァリアント
大竹正博調教師

——前走の鳴尾記念について振り返っていただけますか。

大竹調教師(以下、大):結果論になりますが、今と比較すると鳴尾記念のときは体調が本当ではなかったのかな、と思います。今の方が毛ヅヤが良いですし、今になって毛が抜けてきている状況なので、あのときは代謝の部分でも問題があったかと思います。

——レース後の過ごし方を教えてください。

大:レース後は一旦山元トレセンへ放牧に出しました。早い段階から札幌記念を目標にして、レース2週前くらいに山元から直接函館競馬場へ入厩して調整を進めています。

——札幌記念を選択した意図は。

大:2戦2勝の舞台ということと、暑さを避けたいということで選択しました。

——8/10(木)に行われた1週前追い切りの狙いと動きの評価をお願いします。

大:ここのところ低い位置でハミを取る傾向があるので、体を起こす意味でもレース1週前からリングハミに替えました。その思惑通りにハミを取る位置が変わりましたし、頭の位置が上がった効果か手前の替え方もスムーズになりました。オープンクラスの馬で動きますからね。時計も出ますし、いつも通りの追い切りでした。

——現在5歳ですが、この馬のストロングポイントと、更なる成長を期待している点を教えてください。

大:好位に取りついて正攻法の競馬が出来るところがストロングポイントだと思います。5歳でありながらまだメンタル面でモロいところがあるので、その辺りが成長してくれればと思います。

——レースに向けて意気込みをお願いします。

大:前走、前々走と人気を背負ったなかで不甲斐ない結果になってしまったので、今回は何とか良い結果を出したいです。