【札幌記念】出ました!「札幌芝2000m重賞ランキング3冠王」に輝いた至高の1頭

ソーヴァリアントを送り込むオルフェーヴル

ソーヴァリアントを送り込むオルフェーヴル

日曜に行われる重賞の傾向を各項目に分けて徹底深掘り!

サマー2000シリーズ第4戦、札幌記念(G2、札幌芝2000m)の重賞ランキング第3弾、「血統部門」を発表します!

先日の中京記念は1着セルバーグ(8人気)、エルムSは1着セキフウ(6人気)。先週の関屋記念は「騎手部門」1位の戸崎騎手、「厩舎部門」1位の木村厩舎が管理するアヴェラーレと、2部門でダブルノミネートされた馬が立て続けに勝利を収めました。

そして今週の札幌記念では「騎手」、「厩舎」、「血統」の3部門全てで1位に輝いた馬が爆誕! 今夏における重賞ランキングの勢いから激走を期待せずにはいられません!

▼札幌芝2000m種牡馬成績トップ3(過去5年)
1位 オルフェーヴル
[9-5-2-31]複勝率34.0%

2位 ディープインパクト
[8-13-7-70]複勝率28.6%

3位 ハーツクライ
[6-6-6-75]複勝率19.4%
※レース未参戦の種牡馬は除く

[9-9-16-82]複勝率29.3%で札幌芝2000m全体成績1位のハービンジャー産駒が不出走のため、札幌記念に出走する種牡馬部門1位は「騎手部門」、「厩舎部門」でも1位で選出されたソーヴァリアントのオルフェーヴルです!

しかも出走頭数がハービンジャー産駒や後述するディープインパクト、ハーツクライ産駒より約半数にも関わらず勝率19.1%、連対率29.8%、複勝率34.0%のハイアベレージ。血統的にも同舞台で2戦2勝を誇るソーヴァリアントのコース適性が裏付けられています。

2位は札幌記念にシャフリヤールプログノーシスと有力馬2頭出しのディープインパクト。どちらも札幌は今回が初めてとなるも、血統や種牡馬成績からコース替わりが割引材料とはなりません。

むしろダノンベルーガヒシイグアスマテンロウレオが該当する3位ハーツクライ産駒は、複勝率19.4%とネームバリューの割に物足りない数字。この3頭はいずれも札幌が初めてだけに、こちらは適性面にやや不安が残ります。

また惜しくも過去5年の成績ではランク外となったものの、ジャックドールラーグルフが出走するモーリス産駒は[4-3-2-17]複勝率34.6%の好相性。自身も現役時の2016年に2着した舞台とあって適性は証明済で馬券候補に加えておく価値大です!