【カペラS】勝率60%超え!ここでは地力が違う「G1級」の軸馬候補

20年カペラSを先行策から押し切ったジャスティン

20年カペラSを先行策から押し切ったジャスティン


12月10日(日)に行われるカペラS(G3、中山ダ1200m)。突然ですが、この重賞は少し特殊なレース。というのも、JRAの重賞でダート1200mという条件は、このカペラSしか存在しないからです。

そのためG3でありながらも、ダート界の強豪スプリンターが多数集結。実質的には頂上決定戦のような様相を呈することもしばしばです。そんなレースとあってか、やはり猛者の集う交流ダートG1(Jpn1)、「JBCスプリント」を戦ってきた馬が実力上位の傾向。

▼前走JBCスプリント組の成績
[2-4-3-11]
勝率10.0% 複勝率45.0%
(※過去10年)

このように該当馬は少ないながらもハイアベレージな成績を残しています。が、ここでさらにもうひと押し!この前走JBCスプリントというトップクラスのレース中でも、「1~2番人気」の本命サイドに押されていた馬を抽出してみましょう。結果はこちらです。

▼前走JBCスプリント1~2番人気成績
[2-0-0- 1]
勝率66.7% 複勝率66.7%
(※過去10年)

ご覧の通り同じ臨戦過程を経て優勝した2頭、その両方がJBCスプリントで「1~2番人気」に推されていました。ちなみに該当したのは20年ジャスティン(前走JBCスプリント1番人気8着)と19年コパノキッキング(前走JBCスプリント2番人気2着)で、JBCスプリントでは後塵を拝しながら巻き返しているのも共通点。

今回「前走JBCスプリント」から出走してくるのはラプタスリュウノユキナの2頭ですが、このうちリュウノユキナは「前走2番人気」3着と支持を集めており、先述した好走条件に該当。混戦の重賞とあっても、鉄板級の軸候補として最適と言えるでしょう!