【朝日杯フューチュリティS】北の王者セットアップは折り合いがカギ！

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提供：ドンズバＴＶ
札幌2歳Sを完勝しG1へ挑むセットアップ

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朝日杯フューチュリティS
セットアップ
鹿戸雄一調教師

——前走の札幌2歳ステークスは1着でした。レースを振り返ってください。

鹿戸調教師(以下、鹿):ひと言で言えば、強い勝ち方でしたね。馬場が悪かったのでその点を少し心配していましたが、気にせず頑張ってくれました。

——今回朝日杯を選択した意図は。

鹿:先々のキャリアを考えると、絶対ハナに行かなければダメだという形一本で何とかなる競馬ばかりではなくなってくるでしょうし、前走で折り合いに苦労したところもあったので、自分のリズムでリラックスして走れる舞台にという思いもあってマイルG1のここを選びました。

——この中間の過ごし方を教えてください。

鹿:前走後は北海道の牧場へ放牧に出して、レースの約1ヶ月半前に帰厩しました。しっかり乗り込んで順調にきています。

——12/6(水)に行われた1週前追い切りの狙いと動きの評価をお願いします。

鹿:折り合い面を確認したかったので、横山武騎手に乗ってもらって3頭併せの真ん中に入れて追い切りました。番手でリズム良く走れていたと思います。

——初の関西遠征になりますが、阪神マイル適性についての見通しは。

鹿:輸送に関しては函館から札幌への移動で経験していますし、問題ないでしょう。阪神マイルについては初めてなので、どんな競馬が出来るかと思っています。

——現状で先生が感じるこの馬のストロングポイントを教えてください。

鹿:やっぱりパワーがあるところですね。一瞬の切れ味というタイプではありませんが、平均的なスピードがあるのでその良さを生かす競馬が出来れば、と思っています。

——今後の成長を期待しているところは。

鹿:少し折り合いに難しいところがあるので、その辺りが課題になってくるかと思っています。

——初G1挑戦へ向けて意気込みをお願いします。

鹿:札幌で強い競馬をしていますし、ここでもチャンスだと期待しています。展開うんぬんは関係なしで、自分のリズムで競馬をしてくれればと思っています。