【フェアリーS】前走はワケアリ!対策をとったキャットファイトは今回一変!?

この舞台のアスター賞で好時計勝ちがあるキャットファイト

この舞台のアスター賞で好時計勝ちがあるキャットファイト


フェアリーS
キャットファイト
上原博之調教師

——前走の阪神ジュベナイルフィリーズは10着でした。レースを振り返ってください。

上原博調教師(以下、上):初めての関西圏への輸送でしたし、お客さんが多いG1の雰囲気も影響したのか、レース前からだいぶイレ込んでしまいました。返し馬でもイレ込みが激しかったですし、レース前に体力を消耗してしまった感じでしたね。

元々スイッチが入るとイレ込んでしまうところがある馬なので、今後はリラックスしてレースへ向かえるように注意していかないといけないな、と思いました。

——この中間の過ごし方を教えてください。

上:前走はほとんど競馬をしていないので疲労感もありませんでしたし、すぐにここを目標に切り替えました。先ほど話したように、リラックスしてレースへ向かえるように気を付けながら調整しています。

——1/3(水)に行われた最終追い切りの狙いと動きの評価をお願いします。

上:前走の前はキツい調教をやっていて、それも含めて本番でのイレ込みに繋がってしまったのかなと思うので、今回はソフトな内容の追い切りにしました。それでも良い時計が出たのはこの馬の能力でしょうし、走れる状態にある証だと思います。

——レコード勝ちを収めたアスター賞と同じ中山マイルで行われる重賞です。レースへの意気込みをお願いします。

上:強い勝ち方をしてくれた舞台ですからね。前走はイレ込んでしまって力を出せませんでしたが、今回はその辺りに注意をして調整を進めてきました。リラックスして臨んで能力を発揮出来れば、良い競馬をしてくれると思っています。