【中山金杯】過去10年で8勝!「金杯最強枠」を引き当てた要注目の1頭

2枠4番と絶好枠を引き当てたエピファニー

2枠4番と絶好枠を引き当てたエピファニー


先日更新した記事で、中山金杯(G3、中山芝2000m)は「Cコース」を使用。内ラチ沿いの掘り返された部分が仮柵で保護されることにより、「内目を通った馬が有利な馬場状態」とお伝えしました。

内目を通れるのは何も前に行ける馬だけとは限りません。「内枠」に入った馬も同様です。

聞いて驚かないで下さい。Cコース開幕週の中山金杯は超が付く内枠有利のレースで、過去10年の1~3着馬30頭のうち、22頭が「1~4枠」からの好走なのをご存知でしたか?

▼中山金杯の枠順別成績(過去10年)
1~4枠[8-7-7-53]複勝率29.3%
5~8枠[2-3-3-77]複勝率 9.4%

補足として5~8枠の2勝も5・6枠のもので、7・8枠からの勝利はゼロ。外枠不利として広く知られている有馬記念に勝るとも劣らないほど、中山金杯で外枠に入った馬は厳しい戦いを強いられます。

事実、2023年は1・2・3枠に入った馬がワンツースリー。掲示板まで対象を広げても1~4枠が独占しており、2024年も経済コースをロスなく立ち回れる内枠を引き当てた馬が狙い目です。

2024年の中山金杯で有利な内枠に入った馬のなかで、特に注目は2枠4番の絶好枠を引き当てたエピファニーでしょう。

前々走は中山芝2000mとコース形態が近い阪神芝2000mのケフェウスSを、1枠1番から内目を通り快勝。前走同舞台のチャレンジCでは6枠から勝負所で外々を回って4着に敗れただけに、2走前の再現が期待できる今回は初重賞制覇の期待が膨らみます!