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【3歳馬情報】母は欧州の名牝!期待の良血馬が武豊騎手を背にデビュー!
2024/1/15(月)
2024年の正月開催も終わり、早くも中山は最終週。来週からは東京競馬が始まる。新馬戦の数は少なくなってきたが、今週も多くの良血馬たちがデビューを予定しており、厩舎育ちのPOG好き、数多くの名馬をPOGで指名した達人・山田乗男が紹介していく。
◆1月20日
●中山ダート1800m
シトリンクォーツ(牝、ハービンジャー×ジョンブリアン、美浦・武井厩舎)
おじマルカシェンク(重賞2勝、ダービー4着)、ガリバルディ(中京記念勝ち馬)、おばザレマ(京王杯AH勝ち馬)。1週前調教(以降も時計は、主に1週前の追い切り)は、ウッド6F80秒8-12秒2。その前にもウッド6F81、82秒台の速い時計を連発しており、初戦から動ける態勢にある。
エクリプスルバン(牡、シニスターミニスター×キングベイビー、美浦・田中博厩舎)
母は2勝。半姉レオノーレ(4勝)、おじトランセンド(交流含むG1を4勝)。時計はウッド6F83秒1-12秒5。「それほど切れるイメージはなく、この一族らしいダート向きのパワータイプ。調教は入念にこなしており、初戦からいける態勢」と記者の話。鞍上は戸崎騎手。
ニューバラード(牡、ニューイヤーズデイ×バラダガール、美浦・尾関厩舎)
母は2勝。おじサトノフラッグ(弥生賞勝ち馬、菊花賞3着)、おばサトノレイナス(桜花賞などG1で2着2回)。ウッド6F84秒7-12秒1の時計が出ている。
キッドストン(牡、スワーヴリチャード×ドリーフォンテイン、美浦・小笠厩舎)
母は豪州G1勝ち馬。追い切りでは、ウッド6F84秒9-12秒0をマークしている。鞍上は横山武騎手。
●中山ダート1200m
エグマリーヌ(牝、キンシャサノキセキ×スティーリンキッシーズ、美浦・鹿戸厩舎)
半姉ペルフィカ(フィリーズレビュー2着)、スパイクナード(3勝)。1週前はポリトラックで5F67秒台、2週前は坂路55秒5-12秒4の時計を出している。
●京都芝2000m
ダイヤモンドレイン(牝、サトノダイヤモンド×シーウィルレイン、栗東・池添厩舎)
半兄ダノントルネード(京都新聞杯2着)。昨秋デビュー組の中では注目の一頭だったが、疲れが出て再調整。ノーザンFしがらきでしっかり立て直し、改めてデビューを迎える。追い切りでは、CW6F83秒1-12秒0の時計が出ている。鞍上は池添騎手。
クセノポン(牡、ハーツクライ×アレイヴィングビューティ、栗東・中内田厩舎)
母は北米G1を2勝。セレクトセール1億8700万円(税込)。「稽古の動きは週毎に良化。一瞬の切れというよりは、ハーツクライ産駒らしい伸びやかで持続力あるフットワーク。能力的には優に及第点」と記者の話。追い切りはポリトラックで6F84秒台、1F11秒台半ばの時計が出ている。
●京都ダート1200m(牝馬限定)
ゼットシルヴィア(牝、マクフィ×ネオシルヴィア、栗東・川村厩舎)
半兄ゼットリアン(4勝)。1週前は軽めだが、2週前はCW6F81秒2-12秒1の好時計が出ている。
◆1月21日
●中山芝2000m
バスターウルフ(牡、オルフェーヴル×ディアアレトゥーサ、美浦・田村厩舎)
母は福島記念2着、おじナカヤマフェスタ(宝塚記念勝ち馬、凱旋門賞2着)。7日の中山芝2000m、13日中山マイル戦と除外。ウッド6Fは84秒台だが、5Fは66秒2-12秒6の時計が出ている。2週連続の除外も、追い切りの時計を見る限り問題は無さそうだ。
レッドテリオス(牡、ジャスタウェイ×ショーコ、美浦・古賀慎厩舎)
母はイタリアの重賞ウィナー 。半兄トランスナショナル(4勝)、半姉オメガセニョリーナ(4勝)。7日の中山芝2000mを除外。1週前はウッド6F84秒3-12秒0だが、2週前にはウッド6F80秒9-12秒0の好時計をマークしている。「稽古はこの厩舎らしく馬なり中心だけど、併せ馬では格上にも食らいついており、動きは上々。攻め通りなら初戦から好勝負できる」と記者の話。鞍上は三浦騎手。
スピノザ(牡、エピファネイア×アルテリテ、美浦・国枝厩舎)
母は北米G1勝ち馬、フランスG1で2着。セレクトセール2億4200万円(税込)。1週前は坂路53秒5-12秒7、2週前はウッド6F87秒0-11秒8を出している。
ルージュランブル(牝、ドゥラメンテ×サンダーカップ、美浦・萩原厩舎)
半兄ベルクナス(2勝)。ウッド6F86秒9-12秒3の時計が出ている。鞍上は横山和騎手。
●京都芝1600m
カルデア(牡、ブリックスアンドモルタル×サラフィナ、栗東・友道厩舎)
母はフランスオークスなどG1を3勝。半兄ジェニアル(フランスG3勝ち馬)、ゴータイミング(ラジオNIKKEI賞3着)。ポリトラックで6F82秒台、1Fは11秒台前半で締めている。鞍上は武豊騎手。
ハイボーン(牝、モーリス×ノーブルリーズン、栗東・上村厩舎)
母は2勝。おじダローネガ(デイリー杯2歳S2着)、ディキシーナイト(スプリングS3着)。1月13日の中山マイル戦を除外。CW6F82秒5-11秒7の好時計をマークしている。開幕週から4勝と活躍している厩舎の勢いにも乗りたい。
●京都ダート1800m
ビスクウィザード(牡、マインドユアビスケッツ×ララベル、栗東・高柳大厩舎)
母はJBCレディスクラシック勝ち馬。CW6F86秒7-11秒7。全体は遅いが、時計のかかる馬場で終いの1Fは11秒台で締めている。鞍上は松山騎手。
●小倉芝1200m
ホルガーダンスク(牡、オルフェーヴル×スペードクイーン、栗東・西村厩舎)
母は2勝。CW6F82秒5-11秒5の好時計をマークしている。鞍上は吉田隼騎手。
シアーエレガンス(牝、ダイワメジャー×ハーエミネンシー、栗東・長谷川厩舎)
全姉ハーエクセレンシー(1勝)、半姉アオイモエ(2勝)はともに新馬勝ち。坂路54秒3-12秒6が出ている。鞍上は小沢騎手。
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