【きさらぎ賞】少頭数でも波乱の可能性あり!競馬場を問わない不変の穴傾向とは

昨年は川田騎手騎乗のフリームファクシが快勝

昨年は川田騎手騎乗のフリームファクシが快勝

2月4日(日)は3歳牡馬クラシック路線の登竜門、きさらぎ賞(G3、京都芝1800m) が行われます。

今年は2020年以来となる京都が舞台。過去の傾向から馬券のヒントとなる3つのポイントを紹介して、注目馬をピックアップしていきます!

【きさらぎ賞のポイント】(過去10年)
①少頭数でも波乱含み
②逃げ・先行馬
③川田騎手

開催場所を問わず、きさらぎ賞は少頭数になることが目立つ重賞。過去10年を振り返っても例外なく8~11頭立てで、中京芝2000mで行われた2023年も8頭立てでした。

しかし、「少頭数=平穏決着」という安易な判断は禁物。今年と同じく京都芝2000mが舞台の2020年は7番人気馬が勝利、単勝1倍台の支持を集めたアルジャンナが3着に敗れています。

京都開催時における穴馬の多くに共通しているのは、前々の競馬で粘り込んでいること。3歳限定の中距離戦で頭数が揃わないきさらぎ賞は道中スローで流れることが多く、展開を味方につけた逃げ・先行馬の激走に要注意です。

今年の出走予定馬で穴傾向にバッチリ当てはまりそうなのがヴェロキラプトル。前走のホープフルSでは他馬と激しく競り合う形となり2ケタ着順に敗れたものの、マイペースの逃げに持ち込めれば粘り込みがあっても驚けません。

騎手別成績では川田将雅騎手が過去10年で6回騎乗して[2-2-1-1]複勝率83.3%と驚異的。また1~3番人気馬に限定すると5戦して馬券率100%で、今年は上位人気が予想されるファーヴェントに騎乗予定です。