【中山記念】距離延長で巻き返しへ!師が語るイルーシヴパンサーの仕上がり進度

1年ぶりの1800mとなるイルーシヴパンサー

1年ぶりの1800mとなるイルーシヴパンサー


中山記念
イルーシヴパンサー
久保田貴士調教師

——前走のマイルチャンピオンシップは6着でした。レース内容を振り返ってください。

久保田調教師(以下、久):外枠もあって少し外を回る形になりましたが、最後もよく詰めていますし良い内容の競馬だったと思います。

——この中間の過ごし方を教えてください。

久:前走後はずっと放牧に出して、レースの約1ヶ月前に帰厩しました。厩舎にきてからも順調に調整出来ています。

——2/14(水)に行われた1週前追い切りの狙いと動きの評価をお願いします。

久:体に少し余裕があって若干モッサリした感じがあったので、少し動かしておこうと考えていました。正直もう少しシャープに動けるか、といった追い切りでしたが、今後の体調を見ながら最終追い切りの内容を考えていきます。

——昨年に続いての中山記念出走です。昨年は京都金杯1着から臨みましたが、改めてレース内容を振り返っていただけますか。

久:直線を向くまではすごく良いレースが出来ていましたが、最後の直線で窮屈になってしまい不完全燃焼で終わってしまいました。あのときは久々の右回りと距離1800といった課題はありましたが、内心良い感触を掴めていたので、最後の最後であのような結果になってしまったことが本当に残念でした。

——レースへの意気込みをお願いします。

久:今年はしっかり走り切れるように、不利のないレースをしてもらいたいです。今年は距離2000くらいまで挑戦していきたいと思っているので、先に繋がるような走りを期待しています。