【チューリップ賞】誇りは時代を超えて……名血スウィープフィートが堂々1着

後方から差し切り勝ちを決めたスウィープフィート

後方から差し切り勝ちを決めたスウィープフィート


3月2日(土)、1回阪神3日目11Rで第31回チューリップ賞(G2)(芝1600m)が行なわれ、武豊騎手騎乗の5番人気・スウィープフィート(牝3、栗東・庄野厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:33.1(稍重)。

2着には1馬身1/4差で9番人気・セキトバイースト(牝3、栗東・四位厩舎)、3着には半馬身差で15番人気・ハワイアンティアレ(牝3、栗東・松永幹厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたタガノエルピーダ(牝3、栗東・斉藤崇厩舎)は4着に敗れた。

勝ったスウィープフィートは祖母に同じく04年のチューリップ賞を制した名牝スイープトウショウを持つ血統。重賞初挑戦となった23年阪神ジュベナイルFでは7着と壁に跳ね返されたが、今回は新コンビ・武豊騎手と再始動。直線では祖母譲りの豪脚を繰り出し、逃げ粘るセキトバイーストを抜き去った。名血の誇りを見事に示した才媛。今後の動向にも注目だ。

馬主は株式会社YGGホースクラブ、生産者は新ひだか町の聖心台牧場

  • スウィープフィート
  • (牝3、栗東・庄野厩舎)
  • 父:スワーヴリチャード
  • 母:ビジュートウショウ
  • 母父:ディープスカイ
  • 通算成績:6戦2勝
  • 重賞勝利:24年チューリップ賞(G2)

スウィープフィート
スウィープフィート

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