【阪神スプリングJ】前走で復活したニシノデイジー！指揮官と相棒が語る要因

2024/3/6(水) 

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提供：重賞トレンドジャッジ

2年前の中山大障害を勝っているニシノデイジー

阪神スプリングジャンプ
ニシノデイジー
高木登調教師

——前走の中山大障害は2着でした。レースを振り返ってください。

高木調教師(以下、高):馬場が良かったのも合っていたと思いますし、積極的に流れに乗れれば粘れるタイプなんだなと改めて思いました。

——今回阪神スプリングジャンプを選択した意図は。

高:中山グランドジャンプに向けて、ローテーションとしてちょうど良いということで選びました。

——この中間の過ごし方を教えてください。

高:前走後は放牧に出して、ここを目標に帰厩して順調にきています。

——3/6(水)に行われた最終追い切りの狙いと動きの評価をお願いします。

高:1週前にビシッとやっていますし、当該週は輸送も考えて調整程度でやりました。良い動きだったと思います。

——中山大障害から阪神スプリングジャンプは昨年と同じローテーションですが、当時と比較して変化を感じるところはありますか。

高:馬に大きな変化はありませんが、状態に関しては昨年の同時期と比べて良くなっていると思います。

——レースへ向けて意気込みをお願いします。

高:強い相手がいますけど、この馬も自分の競馬をしてくれれば十分やれると期待しています。

阪神スプリングジャンプ
ニシノデイジー
五十嵐雄祐騎手

——前走の中山大障害は2着でした。レースを振り返っていただけますか。

五十嵐騎手(以下、五):良い競馬をしてくれたと思います。前々走がハミを取らない感じで本気になっていなかったので、どうしたのかな？と思いましたが、前走ではそういう感じは全然ありませんでした。途中からハナに立つ形で最後まで頑張ってくれましたし、馬の気持ちの面でも良かったと思います。

——今回の阪神スプリングジャンプに向けて1週前と最終追い切りに騎乗されましたが、動きの評価をお願いします。

五:放牧から帰厩して、体調はすごく良いと思います。前々走と前走も悪くなかったですけど、今回はその2回と比較しても「良いな」と感じます。1週前も最終追い切りも考えていた通りの内容でやれましたし、手応えも良かったです。

——五十嵐騎手とのコンビでは初の阪神障害コースへの出走となります。コース適性への見通しは。

五:去年も3着にきていますし、コース適性は悪い訳ではないと思います。あの当時は折り合いに難しさがあって、石神さんでも結構かかっていましたが、かかるくらいの方がこの馬本来の走りなのかもしれません。前々走は進んでいかないくらいで、結果も良くなかったですからね。過去も含めて結果から見ると、道悪は合わないようです。

——レースに向けて意気込みをお願いします。

五:前走の前は、年齢も含めて良いパフォーマンスが出来なくなってきてしまったのかなとも思いましたが、前走でまだまだやれるところにいることが分かりました。今回も期待を持って良い結果を目指していきます。