【高松宮記念】悲願のG1タイトル奪取へ!中京に恵みの雨が降る!

香港スプリント8着からリベンジを狙うマッドクール

香港スプリント8着からリベンジを狙うマッドクール


人気落ちの瞬間を狙え!

人気落ちの瞬間を狙え!元JRA騎手で解説者も務めた谷中公一さんが、高松宮記念(G1、中京芝1200m)で「前走不完全燃焼で負けた馬」を中心に狙い馬をチョイス。今回も巻き返しが期待できる馬を紹介します!

フェブラリーS以来の登場となります、谷中公一です。春のG1シーズンも気になる「リベンジャー」を取り上げていくので、どうぞお付き合いくださいm(_ _)m

【連軸候補リベンジャー】 ナムラクレア(前走京都牝馬S1番人気2着)

高松宮記念はドバイワールドカップデーの日程と重なりがちだけど、今年は1週ズレている。ルメール騎手や武豊騎手が参戦しているのは何だか新鮮な感じもするね。

そんな馬だけでなくジョッキーの顔触れも充実したなかから選ぶ連軸候補リベンジャーは、ナムラクレア。前走は2着といっても差はないし、勝ち馬との斤量差を考えれば悲観することはないだろう。今年も昨年同様ペースが流れそうなメンバー構成で、良い差し脚を持つこの馬にとって展開も向きそうだ。

週末は雨予報も出ているけど、昨年道悪で2着に来ているように問題ないと思うよ。浜中騎手も、何とかしてこの馬にG1タイトルを取らせてあげたいと思っているだろうしその意気にも期待だね。

【穴候補リベンジャー】 マッドクール(前走香港スプリント8着)

香港遠征からの帰国後初戦になるけど、追い切りの動きも伸びやかで仕上がりは問題ないでしょう。前走は初の海外遠征でペースの違いにも戸惑ったようで、力を出し切れなかった印象。

昨年のスプリンターズSでハナ差2着と頑張っているように能力はある馬だし、前走の敗戦で人気を落とすようなら美味しいね。このメンバーに入ってもヒケを取らないスピードを武器に、大仕事の可能性も十分だ。

(元JRA騎手)