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【天皇賞・春】不屈の帝王ここにあり!菱田騎手&テーオーロイヤル悲願のG1初制覇
2024/4/28(日)

悲願のG1初制覇を果たしたテーオーロイヤル
4月28日(日)、3回京都4日目11Rで第169回天皇賞(春)(G1)(芝3200m)が行なわれ、菱田裕二騎手騎乗の2番人気・テーオーロイヤル(牡6、栗東・岡田厩舎)が終始好位で運ぶと4コーナーで手応え良く進出し、最後は単独で抜け出し優勝。勝ちタイムは3:14.2(良)。
2着には2馬身差で5番人気・ブローザホーン(牡5、栗東・吉岡厩舎)、3着には半馬身差で6番人気・ディープボンド(牡7、栗東・大久龍厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたドゥレッツァ(牡4、美浦・尾関厩舎)は15着に敗れた。
勝ったテーオーロイヤルは半兄に22、23年の帝王賞を連覇したメイショウハリオのいる良血だ。菱田裕二騎手とは3歳時に出会い、共に未勝利戦を突破。その後1勝クラスから4連勝で22年ダイヤモンドSを制すると、続く天皇賞・春でも3着に走り、ステイヤーのホープとして期待されたものの、同年のジャパンカップ出走後の放牧中に骨折。23年はわずか2回の出走にとどまり、今後の活躍にも暗雲が立ち込めた。
それでも24年は再び菱田裕二騎手に手綱が戻り、ダイヤモンドSにて2年ぶりに勝利。これをきっかけに、続く阪神大賞典、そしてこの天皇賞・春の舞台でも力の違いを見せつけ、瞬く間に3連勝でG1を制覇して見せた。まさに不屈の闘志が成しえた優勝だ。また、菱田裕二騎手はデビュー13年目にしてG1初勝利。人馬ともに悲願の達成となったことだろう。
- テーオーロイヤル
- (牡6、栗東・岡田厩舎)
- 父:リオンディーズ
- 母:メイショウオウヒ
- 母父:マンハッタンカフェ
- 通算成績:18戦8勝
- 重賞勝利:
- 24年天皇賞・春(G1)
- 24年阪神大賞典(G2)
- 24年ダイヤモンド(G3)
- 22年ダイヤモンド(G3)




※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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