【NHKマイルC】2歳G1馬対決!「ジャンタルマンタルvsアスコリピチェーノ」どちらが強い?

2つ目のG1タイトルを狙うアスコリピチェーノ

2つ目のG1タイトルを狙うアスコリピチェーノ


今年のNHKマイルカップ(G1、東京芝1600m)は、朝日杯フューチュリティS勝ち馬ジャンタルマンタルと、阪神ジュベナイルF勝ち馬アスコリピチェーノの「2歳G1馬対決」が注目を集めています。

2023年のJRA賞で最優秀2歳牡馬と牝馬に選ばれた両雄。そこで今回は過去10年の傾向から厳選した「鉄板データ3選」を用い、人気2頭を多方面から比較。どちらが本当に買えるのか徹底検証したいと思います!

鉄板データ①
  • 朝日杯FS&阪神JF馬の成績

[朝日杯フューチュリティS馬]
[1-0-1-1]複勝率66.7%

23年12着 ドルチェモア(4人気)
21年 3着 グレナディアガーズ(1人気)
19年 1着 アドマイヤマーズ(2人気)

[阪神ジュベナイルF馬]
[1-1-0-0]連対率100%

20年 2着 レシステンシア(1人気)
16年 1着 メジャーエンブレム(1人気)

第1ラウンドの「朝日杯フューチュリティSvs阪神ジュベナイルF馬対決」は、ハイレベルな争いを制した阪神ジュベナイルF勝ち馬アスコリピチェーノの勝利で文句なし!

過去10年で2016年1着メジャーエンブレム、20年2着レシステンシアと連対率100%に加えて、どちらもアスコリピチェーノと同じダイワメジャー産駒なのも強調材料です。

鉄板データ②
  • NHKマイルC性別成績

▼NHKマイルC性別成績
牡セン[8-5-9-119]複勝率15.6%
牝馬 [2-5-1- 30]複勝率21.1%

第2ラウンドの性別成績でも「牝馬」のアスコリピチェーノに軍配。牡馬の強豪相手となるNHKマイルCに使ってくる牝馬は総じて勝負気配が高く、好走馬にはアエロリット、ソングライン、レシステンシアなど後にG1戦線で活躍した名牝がズラリと並んでいます。

鉄板データ③
  • 前走レース別成績

桜花賞[2-2-0-13]複勝率23.5%
皐月賞[2-1-1- 9]複勝率30.8%

第3ラウンドのレース別成績は、皐月賞3着からの参戦となるジャンタルマンタルが一矢報いた形。また勝ち馬2頭が19年皐月賞4着アドマイヤマーズ、15年皐月賞5着クラリティスカイであることもポイント。皐月賞で掲示板に載っていた馬に限れば「勝率100%」です。

上記の考察より鉄板データ3選による対決は「2勝1敗」でアスコリピチェーノが優位。ですがサンプルが過去10年で2例とはいえ、鉄板データ③の「勝率100%」条件に該当したジャンタルマンタルの逆転も十分可能でしょう。今年は2歳G1馬によるマッチレースの可能性も考えられます!