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【NHKマイルC】見せた2歳王者の貫禄!ジャンタルマンタルが横綱競馬で2度目のG1制覇
2024/5/5(日)
力強く抜け出したジャンタルマンタル
5月5日(日)、2回東京6日目11Rで第29回NHKマイルカップ(G1)(芝1600m)が行なわれ、川田将雅騎手騎乗の2番人気・ジャンタルマンタル(牡3、栗東・高野厩舎)が好位からリズムよく運ぶと、最後まで脚色衰えず突き抜けて優勝。勝ちタイムは1:32.4(良)。
2着には2馬身半差で1番人気・アスコリピチェーノ(牝3、美浦・黒岩厩舎)、3着にはクビ差で10番人気・ロジリオン(牡3、美浦・古賀慎厩舎)が続いて入線した。
勝ったジャンタルマンタルは23年朝日杯フューチュリティS勝ち馬であり、同年の最優秀2歳牡馬。年明けの2戦では距離を延長して初の敗北を喫したとはいえ、それでもクラシック皐月賞で3着に入るなど底力を見せていた。
そして2戦2勝、負けなしのマイルに戦場を移した今回は2歳王者としての実力を存分に発揮。有無を言わせない貫禄の走りでライバルを圧倒し、2度目のG1制覇を果たした。
馬主は有限会社社台レースホース、生産者は千歳市の社台ファーム。
- ジャンタルマンタル
- (牡3、栗東・高野厩舎)
- 父:Palace Malice
- 母:インディアマントゥアナ
- 母父:Wilburn
- 通算成績:6戦4勝
- 重賞勝利:
- 24年NHKマイルC(G1)
- 23年朝日杯FS(G1)
- 23年デイリー2S(G2)
1着 ジャンタルマンタル(川田将雅騎手)
「よく頑張りました。1600mで走ることに自信はあり、普通に走れば負けないと思っていました。皐月賞から中2週だったなかでよくやってくれて、素晴らしいパフォーマンスができました。日本一強い馬と思ってもらえるところまで行きたいです」
2着 アスコリピチェーノ(ルメール騎手)
「ポジション良く運びましたが、スローペースでしたし、最後は狭かったです。いい脚は使っていましたが、内側がアンラッキーでした」
3着 ロジリオン(戸崎圭太騎手)
「競馬が元々上手な馬。スタートも良く、ある程度イメージ通りに運べました。強い相手によく頑張ってくれました」
6着 チャンネルトンネル(岩田望来騎手)
「きついローテーションの中で頑張ってくれました。良い内容で走ってくれたので、秋には一段とパワーアップしてくれると思います」
7着 ディスペランツァ(鮫島克駿騎手)
「外に出して伸びかけた時、内から出て来る馬がいて引っ張らざるを得ませんでした。最後は外に出し切って末脚を活かしたいと思いましたが、不利が痛かったです」
17着 ボンドガール(武豊騎手)
「内で抜けたら形になりましたけど、アンラッキーでした」
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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