【安田記念】出走馬格付けバトル!香港の英雄ロマンチックウォリアーを退けて総合1位の逆転候補

昨年の安田記念はソングラインが完勝

昨年の安田記念はソングラインが完勝


毎週日曜のレース終了後にお届けしている次週重賞の攻略ポイントが、装いを新たにリニューアル!

今回は6月2日(日)に行われる安田記念(G1、東京芝1600m)を、「格」「芝1600m適性」「東京コース実績」の3項目にスポットを当て、注目馬をピックアップしていきます。

※項目ごとに1位(5ポイント)、2位(3ポイント)、3位(1ポイント)で加点。最後に3項目の合計得点による総合トップ3を発表します。

▼格トップ3
1位 ロマンチックウォリアー(5P)
→22~24年香港クイーンエリザベス2世C(香G1)1着など

2位 ヴォイッジバブル(3P)
→24年スチュワーズC(香G1)1着など

3位 ナミュール(1P)
→23年マイルCS(G1)1着など

満場一致で1位は22~24年香港クイーンエリザベス2世C3連覇、22~23年香港C連覇など国際G1競走7勝を誇る香港の英雄ロマンチックウォリアー。昨年は豪G1コックスプレートを制すなど海外遠征経験があるのも強調材料です。

大混戦の2・3位争いは昨年暮れの香港マイルにおける直接対決の結果も考慮して、1月に国際G1スチュワーズCを制した香港馬ヴォイッジバブル。3位に昨年のマイルCS勝ち馬で香港マイル3着、ドバイターフ2着のナミュールとしました。

▼芝1600m適性トップ3
1位 ヴォイッジバブル(5P)
→[3-1-2-1]複勝率85.7%

2位 フィアスプライド(3P)
→[3-2-1-2]複勝率75%

3位 ステラヴェローチェ(1P)
→[2-1-0-1]連対率75%

[参考]
ロマンチックウォリアー
→[1-1-0-0]勝率100%
※レース数が集計対象未満のためランク外

1位は香港マイル路線からの刺客ヴォイッジバブル。2位にヴィクトリアマイル2着など芝1600m経験が豊富なフィアスプライド、3位は馬券に絡んだ3戦は全て2歳時の成績ながらステラヴェローチェが続きます。

なお23年スチュワーズCなど芝1600mで2戦2連対のロマンチックウォリアーは、レース数が集計対象の3戦に満たないためランク外としました。

▼東京コース実績トップ3
1位 パラレルヴィジョン(5P)
→[3-0-1-1]複勝率80%

2位 レッドモンレーヴ(3P)
→[3-3-0-2]複勝率75%

3位 ナミュール(1P)
→[2-2-1-3]複勝率57.1%

香港馬2頭は出走経験がないため、東京コース実績部門は上位勢がほぼ総入れ替え。辛うじて3位にナミュールが入ったものの、昨年の安田記念では16着に大敗。前走同舞台のヴィクトリアマイルでも7着に敗れており、東京芝1600mのG1では過去3戦全て馬券外に敗れているのは気になるところ。

▼総合トップ3
1位 ヴォイッジバブル(8P)
2位 ロマンチックウォリアー(5P)
2位 パラレルヴィジョン(5P)

総合1位に輝いたのは2頭出走する香港馬の中でも、人気薄が予想されるヴォイッジバブル。レベルの高い香港マイル路線で国際G1勝ちの実績は決して侮れないでしょう。

1番人気が予想される香港の英雄ロマンチックウォリアーの国際G1競走7勝は全て芝2000m前後。東京芝1600mの高速決着に対応できるかは未知数だけに、今年の安田記念の馬券はヴォイッジバブルが台風の目となるかも知れません!