【東京ジャンプS】障害で新味見せたサクセスエース!ジョッキーが語る今後の可能性

3連勝で重賞初勝利を狙うサクセスエース

3連勝で重賞初勝利を狙うサクセスエース


東京ジャンプS
サクセスエース
上野翔騎手

——オープン初戦の前走(4/20・福島・芝3380)は1着でした。レース内容を振り返ってください。

上野騎手(以下、上):オープン初戦ということで、このメンバー相手にどのくらいやれるかと思っていましたが、結果的には特殊な展開のレースになりましたね。

道中はこの流れのなかどれだけ辛抱できるかと思いながら乗っていて、向正面で思ったより早く先頭に立つ形になったので「どうかな」と感じました。最後の直線では物見をしながら走っていましたが、他馬に交わされてから最後にもうひと踏ん張りしてくれました。

——現状で上野騎手が感じるこの馬のストロングポイントを教えてください。

上:ラクに良いポジションを取れるところと、渋太さですね。ポジションを取ったあとのレース運びもスムーズですし、それも最後の渋太さに繋がっているのかなと思います。

——今後の成長を期待しているところは。

上:まだ障害馬としてのキャリアが浅いですし、これから経験を積んでいけばレースのバリエーションも増えてくると思います。レースを使うごとに飛越も成長してきていますし、まだまだ伸びシロも大きいですよ。

——6/19(水)に行われた最終追い切りの狙いと動きの評価をお願いします。

上:1週前追い切りをしっかりやって時計を出していたので、先生と相談して今週は単走で息を整える程度で十分だろうと考えていました。動き、操縦性ともに良かったですし、文句のない状態でレースに臨めると思います。

——初の東京障害コースへの出走となります。コース適性への見通しは。

上:これまで走った小倉と福島はタスキがありましたし、順回りの力勝負でどれだけやれるかは正直やってみないと何とも言えませんが、この馬の武器である渋太さを生かせる舞台ではあると思うので、この馬にとって東京コースがマイナスに働くことはないかと思っています。

——レースに向けて意気込みをお願いします。

上:今回は重賞でまた一段とメンバーが強くなりますが、このメンバー相手にどれだけやれるかワクワクしています。胸を借りるつもりで、小細工なしの競馬でぶつかっていこうかと思っています。楽しみですね。