【宝塚記念】前走は度外視可能!元ジョッキーの視点から道悪も大丈夫!

勝ってフランスに向かいたいドウデュース

勝ってフランスに向かいたいドウデュース


人気落ちの瞬間を狙え!

人気落ちの瞬間を狙え!元JRA騎手で解説者も務めた谷中公一さんが、宝塚記念(G1、京都芝2200m)で「前走不完全燃焼で負けた馬」を中心に狙い馬をチョイス。今回も巻き返しが期待できる馬を紹介します!

【連軸候補リベンジャー】 ドウデュース(前走ドバイターフ5着)

春競馬を締めくくる宝塚記念は、ファン投票1位ドウデュースの巻き返しに期待する。前走のドバイターフはちょっとチグハグなレースになってしまった感じで、結果は度外視していいでしょう。

有馬記念のパフォーマンスを思い出せば、ドウデュース&武豊コンビの力はあんなものではないとみんなも分かるよね(笑)。海外帰り初戦でも、追い切りの動きを見れば仕上がりも全く心配ない。

あと気になるのは日曜日の雨予報かな。不良馬場に泣いた凱旋門賞のイメージが強く残っている人も多いと思うけど、ドウデュースの走法から日本の馬場の道悪なら十分対応できると思う。ここで春秋グランプリ制覇を達成して、また世界へ挑戦してもらいたいな。

【穴候補リベンジャー】 プラダリア(前走大阪杯4番人気6着)

正直G1ではちょっと足りないかなというこれまでの実績だけど、今年の宝塚はプラダリアが得意としている京都で行われる。京都記念で大阪杯の勝ち馬ベラジオオペラを負かしているように、この京都外回り2200はベストの舞台ですよ。

しかも週末の雨予報も大歓迎!瞬発力が削がれる道悪馬場で他馬が伸びあぐねるなか、プラダリアが渋太く伸びてくる姿が目に浮かぶよ。この妄想、ぜひ現実になってほしいね(笑)

(元JRA騎手)