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【中京記念】逃げ先行馬が揃いハイペース!「絶好ポジション」を味方に抜け出す1頭
2024/7/21(日)
連勝中で勢いに乗っているセオ
テレビ東京の競馬中継で解説を24年務め、数万レースを見てきた元JRA騎手・吉沢宗一さん。プロの視点でメンバー構成などから展開を描き、"未来予想図"をつくります!
先週の函館記念(G3)では本命候補のホウオウビスケッツが完勝しました!
今週は中京記念(G3、小倉芝1800m)。展開面での攻略ポイントはこの2つです。
- <1>逃げ・先行馬が揃いハイペース
- <2>短い直線を意識して前々で我慢比べ
とにかくハナを奪いたい①テーオーシリウスと③セルバーグがレースを引っ張ります。
この他にも先行ポジションを取りたい馬たちが揃ったのでハイペースと見ています。やはり少しでも内々で運びたいですし、窮屈なところに入らないよう序盤の立ち回りには気を使います。外枠寄りの馬からすると、内の様子を見ながら運べる利点があります。
最後の直線は300m弱と短いですから、勝負所ではしっかり前目に取り付いておきたい。最後まで我慢し切れるかどうかの戦い。パワー、粘り強さという能力が求められます。
スピードで押し切ろうとする「逃げ・先行馬の直後」が好走ポジションです。
[絶好ポジション本命候補]
⑫セオ
内の様子を見ながら無理せず好位に取り付ける枠を引きました。ハナに立てるくらいのスピードはありますが、真っ向勝負となると苦しくなるので一歩引いたところで追走していきたい。
この中間は馬の前向きさや脚の回転力、リズムが良い感じで調子の良さが伝わってきます。この状態であればタフな我慢比べでも粘り通せるのではないでしょうか。
[展開注目馬]
⑥エピファニー
こちらは前が速くなって終盤苦しくなったところを持ち前の切れ味で交わしていくイメージ。小倉大賞典と同じような乗り方で勝ち負け争いできます。杉原騎手も更に自信を持って乗れるでしょう。
大阪杯以来と少し間隔が空きましたが、パワフルさ、切れ味をしっかりと感じられる動きを見せています。得意条件で中京記念が行われる運もありますよね。
(元JRA騎手)
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