【札幌記念】5年続けて好走中!昨年は9番人気2着馬ズバリ「好走馬の法則」に該当した激走候補

21年札幌記念を快勝した白毛のソダシ

21年札幌記念を快勝した白毛のソダシ


札幌記念(G2、札幌芝2000m)には、現在5年続けて該当馬が馬券に絡んでいる「好走馬の法則」があります。

百聞は一見にしかず。2020年2着、21年3着ペルシアンナイトなど直近5年の1~3着馬15頭のうち10頭には「最終追い切りが芝コースでジョッキー騎乗」という共通点があり、昨年も9番人気トップナイフが2着に激走しました!


●23年
2着 トップナイフ(9人気)
→ラスト1F11秒5(馬なり)

3着 ソーヴァリアント(4人気)
→ラスト1F11秒6(馬なり)

●22年
1着 ジャックドール(3人気)
→ラスト1F11秒4(馬なり)

3着 ウインマリリン(5人気)
→ラスト1F11秒6(強め)

●21年
1着 ソダシ(2人気)
→ラスト1F12秒4(馬なり)

3着 ペルシアンナイト(8人気)
→ラスト1F11秒8(馬なり)

●20年
2着 ペルシアンナイト(6人気)
→ラスト1F12秒1(馬なり)

3着 ラッキーライラック(1人気)
→ラスト1F11秒7(馬なり)

●19年
1着 ブラストワンピース(3人気)
→ラスト1F11秒8(強め)

2着 サングレーザー(4人気)
→ラスト1F11秒5(強め)

補足として上記で紹介した好走馬10頭は例外なく、最低でも中4週以上の出走間隔で参戦。また必ずしもレースと同じ騎手が最終追いに乗っている必要はなく、本番に近い条件下で終い鋭い動きを披露している馬が狙い目です。

そして今年、好走馬の法則に完全一致したのは下記の4頭になります。


アウスヴァール 古川吉
→ラスト1F11秒5(馬なり)

ステラヴェローチェ 横山典
→ラスト1F12秒3(馬なり)

ノースブリッジ 岩田康
→ラスト1F12秒8(馬なり)

ボッケリーニ 浜中
→ラスト1F12秒7(馬なり)

この中でも要注目は1頭だけラスト1ハロン11秒台をマーク。重馬場の札幌芝コースで5ハロン64秒9の好時計を出したアウスヴァールでしょう。

調教の気配から14番人気で3着に激走した函館記念は決してフロックではなく、ハンデ戦から定量戦に替わり斤量が増えても侮りは禁物。“夏は格より調子”の格言どおり、前走に続いて激走があっても驚けません!