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【セントライト記念】環境激変!「レコード多発馬場」から浮かび上がる本命&紐荒れ候補
2024/9/15(日)
先週の紫苑Sを快勝したクリスマスパレード
突然ですが、皆さんは最近の中山コースのとある変化にお気づきでしょうか。
先週の紫苑Sでは3歳牝馬クリスマスパレードが1分56秒6のコースレコードで優勝、さらに翌日は新馬戦にてファンダムが芝1600mの2歳レコードを記録。
メインの京成杯オータムHでもアスコリピチェーノが芝マイルの日本記録に0秒5迫る1分30秒8、上がり32秒7の猛時計で駆け抜けました。近頃の中山芝は、高速決着が非常に目立つのです。
さすがに開幕週と言えど、この時計の出方は異常と言わざるを得ません。9/16(月)のセントライト記念(G2、中山芝2200m)も、同様のスピード勝負になることは想像に難くないでしょう。
実際、昨年の同重賞も勝ち時計は2分11秒4と、ここ10年で最速。今年の馬場を考えれば、2分10秒台の決着となっても不思議ではありません。
こんな時こそ参考になるのが先週の振り返りです。中でも今回は「持ち時計」に注目。紫苑Sを勝ったクリスマスパレードは2走前のフローラS(芝2000m)を1分59秒3で4着に走っており、これは同じ距離を走った経験のあるメンバー中でもっとも速いものでした。
また京成杯オータムHでも似た傾向を発見。14人気2着のタイムトゥヘヴン含め、上位に入った3頭はいずれもマイル戦を1分32秒5以内で走った経験がありました。
1着アスコリピチェーノ(1人気)
→24年桜花賞1分32秒3
2着タイムトゥヘヴン(14人気)
→23年富士S1分32秒5
3着サンライズロナウド(3人気)
→23年長岡S1分32秒5
もし今回も同様のスピード勝負となるようであれば、同じく持ち時計上位の馬を狙わない手はありません。そこで出走する馬たちの各距離(1800~2400m)における持ち時計を調べてみたところ、以下の通りとなりました。
●芝1800m
ヤマニンアドホック
→24年ラジオNIKKEI賞1分45秒5
●芝2000m
コスモキュランダ
→24年皐月賞1分57秒1
●芝2200m
タガノデュード
→24年京都新聞杯2分12秒1
●芝2400m
スティンガーグラス
→24年新潟1勝クラス2分24秒7
このうちコスモキュランダは当時レコードの皐月賞を2着。またスティンガーグラスも新潟の芝2400mコースレコード(2分24秒4)に0秒3迫る時計で走破しており、両者本命の資格アリと見ていいでしょう。
さらに、紐荒れ候補として面白いのはヤマニンアドホックとタガノデュード。こちらは先ほどの2頭に比べると人気薄が予想されるだけに、馬券を押さえておくと面白いかもしれません!
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