【オールカマー】中波乱の昨年も1~3着独占!超難関「プラチナ条件」に合致した注目2頭

昨年このレースで7番人気3着だったゼッフィーロ

昨年このレースで7番人気3着だったゼッフィーロ


オールカマー(G2、中山芝2200m)には現在3年続けて、好走馬の大半が馬券に絡んでいる「プラチナ条件」があります。

具体的に言えば、直近3年の1~3着馬9頭のうち8頭が「1週前ウッド→当週ウッド」調整馬。この中には21年5番人気2着、22年7番人気3着ウインキートスなどの伏兵級も含まれていて、昨年も3着ゼッフィーロ(7人気)を始め1~3着を独占しました!


●23年
1着 ローシャムパーク(4人気)
→1週前5ハロン64秒4(強め)

2着 タイトルホルダー(1人気)
→1週前5ハロン65秒9(馬なり)

3着 ゼッフィーロ(7人気)
→1週前5ハロン65秒0(一杯)

●22年
1着 ジェラルディーナ(5人気)
→当週5ハロン68秒4(強め)

3着 ウインキートス(7人気)
→1週前5ハロン68秒1(馬なり)

●21年
1着 ウインマリリン(2人気)
→1週前5ハロン66秒8(強め)

2着 ウインキートス(5人気)
→1週前5ハロン65秒2(馬なり)

3着 グローリーヴェイズ(3人気)
→当週5ハロン66秒1(強め)

外回りコースを使用する中山芝2200mは、内回りと比べてコーナーの傾斜が緩やかなのが特徴。向こう正面から下りになるコース形状も手伝って道中のペースが落ちないため、好走するのに持久力は必須で、普段からウッドで長めから追われている馬が有利なレースです。

また昨年の1~3着馬は、「1週前または最終追いのウッドで5ハロン66秒0より速い時計」を出していたのもポイント。残暑が厳しい時期でも攻めを手控えられることなく、ビッシリ追ってきた好調馬が狙い目となります。

そして今年、「1週前ウッド→当週ウッド」調整馬で、「1週前または最終追いのウッドで5ハロン66秒0より速い時計」という超難関プラチナ条件をクリアした馬は、下記の精鋭4頭です。

キラーアビリティ
→当週5ハロン64秒7(馬なり)

サリエラ
→当週5ハロン65秒4(馬なり)

ニシノレヴナント
→当週5ハロン65秒3(馬なり)

レーベンスティール
→当週5ハロン65秒4(馬なり)

この中でも特に注目すべきは唯一、2週続けて持ったままで5ハロン66秒0を切ってきたレーベンスティールでしょう。15(日)にも5ハロン66秒6をマークするなど意欲的に追われており、レースの調教傾向から人気でも逆らえそうな雰囲気ではありません。

また穴での注目はニシノレヴナントです。雨の影響で「重」に悪化した19(木)の美浦ウッドで65秒3の好時計。過去には不良馬場でも勝利経験があるだけに、調教の動きから道悪になれば面白い存在となります!