【2歳馬情報】菊花賞デーの京都にダービー馬の妹が登場!

秋の東京開催、京都開催も3週目。毎週のように多くの素質馬たちがデビューしているが、今週も多くの素質馬たちがスタンバイ。がスタート。厩舎育ちのPOG好き、数多くの名馬をPOGで指名した達人・山田乗男が紹介していこう。

◆10月19日


●東京芝2000m

キングノジョー(牡、シルバーステート×パレスルーマー、美浦・田中博厩舎)
半兄ジャスティンパレス(現5勝、天皇賞・春勝ち馬。※現役馬の成績は10月11日現在、以降同)、アイアンバローズ(現5勝、ステイヤーズS勝ち馬)。セレクトセール3億4100万円(税込)。1週前の追い切り(以降も時計は、主に1週前のもの)はウッド6F82秒0-11秒5。

「シャープな体つきで、いかにも芝で切れそうなタイプ。仕上がりも早い。良馬場の軽い芝で本領発揮だろう」と記者の話。鞍上はルメール騎手の予定。

スピントロニクス(牡、ドゥラメンテ×ウィープノーモア、栗東・池江厩舎)
母は北米G1勝ち馬。セレクトセール1億2650万円(税込)。追い切りはCW6F83秒5-11秒3。9月26日にもCW6F81秒9-11秒3の好タイムをマークしており、仕上がりは進んでいる。鞍上は松山騎手の予定。

ナヴァラトゥナ(牡、フィエールマン×ミスセレンディピティ、美浦・上原佑厩舎)
母はアルゼンチンG1勝ち馬。追い切りはウッド6F82秒8-11秒4の速い時計をマークしている。鞍上は横山武騎手の予定。なお翌日の芝1800m戦デビューの可能性もある。

ヘヴンウィンド(牡、エピファネイア×ヤマノフェアリー、美浦・黒岩厩舎)
母は2勝。おばデニムアンドルビー(重賞2勝、G1で2着2回)。セレクトセール1億7600万円(税込)。ウッド5F67秒9-12秒0の時計が出ている。

●東京芝1400m

コオリナラグーン(牝、ミッキーアイル×ハウメア、美浦・古賀慎厩舎)
母は5勝。おばシャドウディーヴァ(府中牝馬S勝ち馬)。追い切りはウッド5F67秒4-12秒4の時計が出ている。

●東京ダート1600m

レッドルイナール(牡、ブリックスアンドモルタル×ハッピーグラス、美浦・加藤征厩舎)
母は4勝。おじパワーストラグル(白山大賞典勝ち馬)。2週前までは坂路が中心。1週前はウッドで5F68秒4-12秒1をマークしている。 鞍上はルメール騎手の予定。

●京都芝1400m

イマージョン(牡、ロードカナロア×アディクティド、栗東・高野厩舎)
半兄クルーガー(重賞2勝、豪州G1で2着)、サクセッション(平地3勝、障害3勝)。追い切りは坂路で55秒2-12秒0の時計をマークしている。鞍上は北村友騎手の予定。

●京都ダート1800m

ヴィリアリート(牝、ナダル×メリーウィドウ、栗東・西村厩舎)
母は4勝。半姉ジュディッタ(4勝)。追い切りはCW6F81秒5-11秒4の好時計。2週前にも近い時計をマークしており、初戦から好勝負を期待して良さそうだ。鞍上は西村淳騎手の予定。

◆10月20日

●東京芝1800m

マンオブノーブル(牡、キズナ×キトゥンズクイーン、栗東・池江厩舎)
半兄トゥデイイズザデイ(現4勝)、ヴィヴァン(現3勝)。追い切りはCW6F82秒9-11秒2と、終いに上々の伸びを見せている。

バトラーズワーフ(牡、ブリックスアンドモルタル×エオリアンハープ、美浦・加藤征厩舎)
母は5勝、中山牝馬S3着。半兄シェパードボーイ(3勝)、半姉マルカエイペックス(3勝)。1週前はウッド5F69秒2-12秒6と目立たないが、2週前はウッド5F67秒9-12秒2をマークしている。鞍上は団野騎手の予定。

●京都芝1800m

パーティハーン(牡、Wootton Bassett×グリーンバナナズ、栗東・友道厩舎)
全姉Audarya(フランスG1、北米G1勝ち馬)。セレクトセール2億9700万円(税込)。CW6F80秒8-11秒2で、G1馬ジャスティンミラノに少差遅れは、相手を考えれば十分の内容。3F36秒1、2F22秒4も新馬としては優秀な時計だ。

「ウッドチップで長めから、負荷をかけた追い切りを消化。1週前追いはジョッキーが跨り、好時計をマーク。上がり1ハロンは11秒2の瞬発力を見せている」と記者の話。鞍上は川田騎手の予定。

ペールノエル(牡、モーリス×シュプリームギフト、栗東・西村厩舎)
母は5勝(函館SS2着)。半姉オールアットワンス(アイビスSⅮ2勝)、プレサージュリフト(クイーンC勝ち馬)。CW6F80秒8-11秒4と、全体、終いともに速い時計が出ている。鞍上は戸崎騎手の予定。

●京都芝1600m(牝馬限定)

ミッキージュエリー(牝、エピファネイア×ミッキーチャーム、栗東・中内田厩舎)
母は5勝(重賞2勝、秋華賞2着)。追い切りはCWで6F84秒3-11秒4。「長めから丹念に乗り込まれて稽古量は豊富。母同様に心肺機能が高そうなタイプで、中距離向き」と記者の話。鞍上は川田騎手の予定。

フィヤール(牝、リアルスティール×ドバイマジェスティ、栗東・藤原英厩舎)
半兄シャフリヤール(現4勝、日本ダービー、ドバイシーマクラシック勝ち馬)、アルアイン(皐月賞、大阪杯勝ち馬)。追い切りはCW6F85秒4-11秒5が出ている。鞍上は坂井騎手の予定。

スピリットサージ(牝、ブリックスアンドモルタル×サラフィナ、栗東・須貝厩舎)
半兄ジェニアル(フランスG3勝ち馬)、ゴータイミング(ラジオNIKKEI賞3着)。芝コースで6F81秒台、1F12秒前半の時計をマークしている。鞍上はシュタルケ騎手の予定。