【菊花賞】元ジョッキーが断言!あの脚は京都3000で大きな武器になる!

セントライト記念2着から戴冠を狙うコスモキュランダ

セントライト記念2着から戴冠を狙うコスモキュランダ


人気落ちの瞬間を狙え!

人気落ちの瞬間を狙え!元JRA騎手で解説者も務めた谷中公一さんが、菊花賞(G1、京都芝3000m)で「前走不完全燃焼で負けた馬」を中心に狙い馬をチョイス。今回も巻き返しが期待できる馬を紹介します!秋のG1シリーズ3戦目、谷中さんの狙いは…

【連軸候補リベンジャー】 コスモキュランダ(前走セントライト記念1番人気2着)

三冠ラストの菊花賞、連軸候補リベンジャーはコスモキュランダを指名する。レースを経験しながら着実に力を付けてきて、今年に入ってからは日本ダービー6着以外、全て連対を確保しているように抜群の安定感を誇る。前走は勝ち馬のアーバンシックに良い目標にされてしまった感じで、ルメール騎手の上手さにやられたね。

ただ、勝ち馬に次ぐ上がりをマークしているし、長く良い脚を使えているところは好感が持てる。あの脚は京都3000という舞台で大きな武器になるよ。持ち味を存分に生かす競馬ができれば、最後の一冠を手に入れるチャンスは大きいと思う。

【穴候補リベンジャー】 ショウナンラプンタ(前走神戸新聞杯4番人気3着)

前走は前残りの展開のなか、終いに良い脚を使って3着に食い込んだ。レースの流れひとつで結果も変わっていただろうし、自分向きの展開ではなかったことを考えれば十分評価できる。

ローテーションのキツさや外枠が堪えた感のある日本ダービーこそ15着に終わったけど、青葉賞でタイム差なしの2着と頑張っていることからも、距離が伸びて良さそうなタイプという印象。調教の動きも良さそうだし、万全の態勢ならG1でも好勝負になるんじゃないかな。

(元JRA騎手)