【デルマーの今vol.3】ギャン太郎!?リメイク流アピール術


木曜日の7時半にようやく検査をクリアして、42時間の検疫が終了。人は白い防護服みたいのを脱ぎ捨て、馬はやっと狭い厩舎から広い馬場に出られると、開放感いっぱいの爽快な1日の始まりとなりました。

検疫厩舎は一周300メートルちょいあり、日本とは異なり馬房の前を運動することができるような厩舎構造になっているんです。検疫期間中は馬を2班に分けて厩舎内を運動したため、砂埃が凄かったわ。日本と違う環境なので自分の馬房の前を通ると暴れたり、また前を通る馬にちょっかいをかけたりと、危なかったです。ラーメン店の行列に突っ込み横断するような感じかな。ようわからへんけど(笑)。

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以前にも話した通り、今この厩舎には日本を代表するような馬たちが勢揃いしてます。女子なら「ケーキ屋さんに入って全部食べたい。スウィーツ祭りや!」と興奮するほど。男子ならどんなエロ雑誌よりも興奮するような馬たちがいます(笑)。

リメイクは出入口近くの角の馬房にいます。その隣はデルマソトガケ、ウシュバテソーロ、フォーエバーヤング、ジオクリフと並び、裏にはシャフリヤールがいる豪華な馬房。出入口が近い馬房にいるリメイクは、どの馬が通っても挨拶がわりにギャーギャー鳴いて自分をアピールしてるんですよ。ホンマ、ギャン太郎です(笑)。

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今日でアメリカの入国検疫が終わりましたが、今度は出国の検疫が始まりました。血液を取ったりと毎日検査ばっかり。写真はジオクリフが検査用に写真を撮ってもらっているところです。

次回は馬場や調教などについてお話しできればと思ってます。それではまた。